主人は絶好調、もも猫は腸閉塞のピンチを乗り越える

新年4日から主人と私は仕事始め。
5日間の冬休みも、健康に楽しく過ごすことができました。

主人のがんばりはもちろんですが、特に弟には感謝です。
寒いのにほぼ毎晩来て夕食を作ってくれます。
昨夜は、なますが食べられないだろうと気を遣って、大根とにんじんの千切りサラダを作ってくれました。
さすが料理を仕事にしている素早い手つきで超極細の千切りをつくり、氷水にさらしてくれたおかげで、
柔らかいのにシャキシャキ感があるとてもおいしいサラダでした。

私だったら、とてもこんな手間はかけられません。

さて4日の朝。
家で寝正月に飽きたのか、注入が終わって私がトーストを食べているうちにさっそく『起きるアピール』です。

まだ夜用の大きな尿取りパッド、TENAコンフォートをつけたままだけど…。
いつもは8時頃何となく眼が覚め、朝の連ドラを見ている間にはっきり覚醒し、
終わったらおもむろに身支度に取りかかるのですが、もう主人の頭には起きる事しかありません。
じゃあ車いすに移乗する際に交換しよっか。
パジャマのまま立ち上がろうとズボンに手をかけた瞬間、

「げっ」
濡れてます。

1200cc吸収の『TENAコンフォートマキシ』がずっしり重くなっていて、お尻側から漏れてシーツも若干浸水。
いつもは容量オーバーではなく、パッドのずれによる太ももやお腹側からの漏れなんですが、
昨夜そんなに水分摂ったんだっけ?
あ、だから『起きるアピール』なのか。
気づかなくてごめん…。

そして、立ったままパンツを下ろした途端、
「あっ」
ぎゃ~、お小水が…。

大半はパッドで受け止めましたが、少し畳にこぼしてしまいました。
ううっ。

さて居間へ移動した主人、今度は無精髭のボサボサ頭で『お出かけアピール』です。
まだ私は朝食も食べ終えてないのに…。
しかもヘルパーさんは来てないので、気を紛らわせるためにヨーグルトを食べてもらいました。

やれやれ…。
でも行き渋るよりずっと助かりますね。
会社にいても主人のことは常に頭の隅にあるので、デイサービスを楽しみにしてるんだなと思うと、
ホッとします。(スタッフさんも喜ぶでしょうね)

元気が良すぎて若干(?)ヘルパーさんに悪態つきながらも、
外にでればすっかり笑顔を取り戻し、一緒にコンビニでデニッシュを買ってお出かけしていきました。

夕方、帰ってみると主人はさすがにヘトヘトの様子だったそうで、既にベッドで熟睡してました。
こりゃ夕食までに起きられるかしら?
下手をすれば一晩中寝るかもしれません。
朝早かったし、仕方ないか~。

先に猫たちに水を飲ませます。
老猫二匹は冷たい水より汲み立てのぬるま湯が好き、しかも弱ったもも猫は私の手から飲むのが大好きなんです。
みんみん猫も弱ると私の手から飲みたがります。
本当に『特別養護老猫ホーム mikomona苑』になってきました。
でも、ここまで病気一つせずこんなに長生きしてくれるなんて、ありがたいことだと思ってます。

あれ、おかしいなと思ったのは、ももが水を飲んで10分ほどで胃の中のものを吐いてからです。
そしてトイレではない場所でどう見ても排便のポーズを取っています。

何度も吐きます。
胃液がなくなっても吐き気は止まらないようです。

家中をぐるぐる歩き回り、トイレだけでなくそこら中で排便ポーズを繰り返します。

まさか、これ、お通じが詰まっているのか…??

どうしよう。
出なかったら命にかかわります。
しかし病院へ連れて行っても、こんなに痩せて弱った高齢猫を治療できるのでしょうか。
すでに時間外で、診てくれるあてがありませんし、
寒空のなかに連れ出すだけで、相当なストレスになるのは目に見えています。

うーむ。
自然に任せるとは言っても、お通じが出ればスッキリ治る可能性があるのですから、諦めてはいけません。
でもどうしたら良いのか…。

時折苦しげに小さな声で鳴かれると、思わず涙があふれます。

思いきってそっと抱いて、お腹の様子を探ってみます。
どこを触れば良いのか見当もつきませんが、ガリガリに痩せた身体が幸いしました。
あちこち触るうちにお腹の奥、指先に柔らかいしこりが触れました。
その周囲を優しくほぐしてみます。痛がる様子はありません。
出ろ出ろ…。

弟が食事の支度をしてくれ、できあがりを待っていたかのように主人も起きたので、
揃っておいしい鍋を食べました。
二人で「よく噛んで」「一口ずつ」の声かけが効いてきたのか、
「口に詰め込むとむせる」の法則が理解できてきたのか、
日を追う事に激しいむせが減ってきました。
シメジやえのきなど、少し歯ごたえのある野菜もぱくぱく食べてます。
ご飯はあまり食べないので、食後のデザートにハーゲンダッツのアイスを出しました。
目を輝かせて自分で蓋を取り、幸せそうな顔でスプーンを動かしてます。

11月に近所のショッピングセンターでアイスを食べた時は、見事アイスの混じった痰が出てきましたが、
今日は大丈夫でした。
というか、痰自体が減りました。
以前のように呼吸の度にぜろぜろするような痰がらみが減ったんです。
固い痰が喉の奥に張り付いている時も、口から水分を摂れるので喀痰が楽になりました。
すごい進歩ですね。


ももは、相変わらず押入れやベッドの上を落ち着かない様子でうろうろ、
時折トイレに入っていきんでますが、どうも出る気配なし。
かわいそうすぎる…。
どうにかならないかしら。

後片付けを終えた弟が帰って(食器洗いを全く苦にしないありがたい人です)、
私は胃ろうの器具をハイターで消毒していました。
毎晩これをやらないと一日が終わりません。

浸けている間にももが入る度チェックしていた猫トイレをもう一度確認すると、
あ、なんか出てる!
一つお通じがころがってます!
いつものもも猫のお通じにしては大きいですが、なる猫ならもっと太い(笑)はず。
みんみん猫は朝してたよね。
もしかして出た??出た??

確信はもてませんが、もも猫が歩み寄ってきて水をねだったので、さっそく洗面所でぬるま湯をつくって飲ませます。
うんうん、よく飲んでますよ。
さらに、缶詰とドライフードを少し食べました。
あぁ良かった、やっぱり出たみたいです!

主人が寝た後にふと見ると、猫ハウスの奥にも一つ転がっていました。

ほっと一息です。

同時に、今後は何があってもおかしくないと覚悟させられました。
そう遠くない将来、さよならをする時がくるのでしょう。

私は天国にいる母とこた猫にお願いをしました。
「その時がきたら、どうかあまり苦しまないうちに迎えにきてちょうだいね。
 すぐ手前までは私が腕に抱いて送り届けるから…」
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  • 2012/01/07 (Sat) 11:56
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