エアショートステイ

現在、主人は介護保険で往診、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護サービス、通所介護(デイサービス)、福祉器具レンタルと
様々なサービスを組んでもらってます。
介護保険では見守りができないので、夕方の時間は自立支援の重度訪問介護も併用しています。
介護支給枠はほぼ毎月限度オーバーで、ケアマネさんと額を付きあわせながら、
あちこち削って何とかやりくりしています。

主人には医療ケアと生活全般についての全介助が必要であること、
主介護者である私がフルタイムで働いているので、これはもうどうしようもないと思います。


そんな我家でまだ利用したことがない介護サービスがショートステイです。
言うまでもなく、施設に短期間(最長30日)宿泊し、介護サービスを受けるものです。

被介護者はもちろん、介護者のレスパイト(休息)のためにもとても重要なサービスです。


うちがショートステイを利用しない理由は3つです。
1つは私がレスパイトを必要とする状況にないこと。

主人の介護は、楽とはいえませんがそれほど大変ではありません。

今後も夜間の睡眠時間が確保でき、デイサービスで皆さんと楽しい時間を過ごすことができ、
いわゆる問題行動(徘徊、妄想、弄便、暴力、性的異常行動、大声でどなるなど)が出なければ
どうにかやっていけると思います。


もう一つの理由は
ショートステイを利用することにより、主人の状態が悪化する恐れがあること。

何しろショートステイはどこも常に満床に近いと聞きます。
夜間は20~30人の利用者さんを1人の職員さんが介護する施設もあるとか。
どんなに素晴らしい施設でも、自分でナースコールも押せず言葉をうまく話せない主人を、
一晩だって預ける勇気はとてもありません。
レスパイトどころか不安でしょうがないです。

せめて失語症がなければ全然、違うんでしょうけどね。


3つ目の理由は、主人がショートステイを全く必要としていないこと。
というかショートステイというものが存在していることすら、知らないでしょう。


ケアマネさんは私を心配して一度はショートステイを利用した方がいいと言ってくれました。
一度実績をつくっておけば、いざという時安心ですよ、と。
でも、その実績作りで何か問題が起きたとしたら、
事故が起きなくても、主人が適切な介護を受けられずに寂しい思いをするのだとしたら…。

そんな訳で、ケアマネさんの勧めは丁重に断り続けてきたのですが、
とうとう私の精神状態が変化してきました。


1人になりたい!


主人の状態が安定してるからこその気持ちだと思います。
主人がPCNSL(中枢神経原発悪性リンパ腫)を発症して3年、一緒にいられる時間は常にそばにいました。
そうでない時間は会社にいます。

今、私が1人になれる時間は、介護支給枠にゆとりがある月の祝日の、それも5~6時間だけなんです。


せめて一晩、朝までなにも考えずに寝てみたいなぁ…。



うーん、どうしよう。

<続く>



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Comment

  • 2012/10/02 (Tue) 11:04
    まっち #- - URL

    「一人になりたい」

    極々普通の感情です。

    一人になって、自由になる時間は必要ですよ。
    たぶん、自分の為でもあり 長い目で見ればご主人の為でもあるような気がします。

  • 2012/10/03 (Wed) 03:43
    ラブ #- - URL
    目標です。

    私も主人の介護中です。子供なしで2人きりです。
    小脳腫瘍の術後出血→放射線治療、抗癌剤治療
    →大脳に再発→放射線治療、現在も抗癌剤治療継続で
    立位、歩行、食事、排泄全てに介助が必要な状態です。
    私は仕事を休職中です。
    今年の7月末に退院したばかりなのでmikomonaさんの方がずっと先輩です。
    mikomonaさんのブログをみつけて、仕事を続けながらの介護も可能かなと思えてきました。
    ブログを読んで参考にさせていただいてます。
    主人の余命宣告が外れて、私も仕事に復帰して
    ずーっと一緒に暮らすのが目標です。
    ショートステイの事もmikomonaさんの気持ちがスッゴクわかります。

  • 2012/10/04 (Thu) 23:36
    みのねこ #- - URL

    mikomonaさまへ
    ショートステイで反ってご主人の状態が悪化するかもしれない…とmikomonaさんが心配されるのは、それだけ今まで献身的にご主人の介護をされてこられた、という事だと思います。
    PCNSLについて澤村先生のホームページを読み、脳腫瘍の中でも進行の早い非常に稀な難病だと知りました。前の方がコメントされておられますが、「一人になりたい」って、ごくごく当たり前だと思います…。

  • 2012/10/06 (Sat) 00:34
    mikomona #- - URL
    まっちさん、コメントありがとうございます

    一緒にいるのは全然苦痛じゃないのですが、
    体調が安定していて、この状況が続くと思うと辛くなっちゃいますね。

    でもやっぱり、日々小さな不調があって…これでは目を離せないなぁと思う毎日です。
    言葉さえあれば、とないものねだりをしてしまいます。
    あっ、普通に話せたらきっと毎日文句の言い合いでしょうね(笑)

    ショートステイはまだ遠いかな?という感じです。

  • 2012/10/06 (Sat) 01:57
    mikomona #- - URL
    ラブさん、初めまして。

    ブログ拝見しました。
    主人が入院している時を思い出して、涙が出ました。

    今日無事に退院されたのですね。お疲れ様です。
    ご主人も、さぞほっとされていることでしょう。
    その分、ラブさんは大変でしょうが…。

    私は職場に甘えてばかりで、全然参考になりません…お恥ずかしい限りです。

    ところで、ご主人は身障者手帳の申請はされていますか?
    原則、初診日から半年たつと申請できます。
    手帳で2級以上が取れると医療費のうち、保険適用になる分が無料になります。
    脳腫瘍のように高額な抗がん剤や長期入院で医療費がかさむ病気ではかなりありがたいので、
    もしまだでしたらぜひ検討なさってください。

    主人が障害者…って思うと、ちょっと胸が痛みますけどね。

    またお時間があったら遊びに来て下さい。
    ラブさんのブログも無理のない範囲で更新して下さいね。

  • 2012/10/06 (Sat) 11:23
    mikomona #- - URL
    みのねこさん、こんにちは。

    いえいえ、全然献身的じゃないんですよ!手抜きもいいとこです。

    でもどこもそうだとは言いませんが、ひどい施設・病院の状況を見てますので
    (これなら私の方がちゃんとできる…)
    と思ったのは確かです。

    PCNSLは近年患者数が増えている脳腫瘍です。
    問題は再発時の治療法が確立されてないことですね。
    必ず再発すると言われている病気なのに、未だに標準治療が決まってないそうです。
    なので、再々発が本当に怖いです。
    再来月は恐怖のMRI検査…今から気が重いですわ。

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