新しい短下肢装具(シューホーンブレイス)を作りました

主人は外出時、左足に短下肢装具をつけています。
これは膝から下、つま先までを固定するもので、片麻痺の患者さんが良く使います。


最初に作ったのは2010年2月、都内のリハビリ病棟で作ってもらいました。
当時はまだ四点杖と軽い介助があれば歩けたので、本来の短下肢装具の役割を担っていたのですが、
再発後は移乗時に左足のつま先が垂れるのを防いだり、万一転倒した時にくるぶしの捻挫やつま先の怪我を予防するためにつけてます。

もちろん、週に1度の歩行訓練には必ずつけてますよ。


作ってから3年が過ぎる頃、脚のむくみがひどくなって装具がきつくなってきたと
デイサービスさんから報告があり、
そろそろ今の足に合った装具を作りなおそうと思いつつ…。
ようやく装具屋さんを手配してもらったのが3週間前のことです。


右が古い方、左が新しい方。
KIMG152301.jpg

むくみが強い時でもきつくならないように、かなり太いですねぇ。
KIMG152104.jpg



ところで、装具を作る時は幅広の包帯みたいな形状の石膏を巻いて型を取るのですが、
当然石膏が乾くまでの数分間、動いてはいけません。
前回は病院で作ったので、立位を保持するためのスタンドや、支える人出もあり問題なかったはずです。
(型取りに立ち会わなかったので分からない)
今回は家に装具屋さんが来てもらい、ベッドで端座位になった状態で型取りしました。

本当は立位を保持して型取りしたかったのですが、
動かないように、かつ転倒しないように数分間立ったまま我慢することはあまりに危険です。

で、できあがった装具を比べてみると、
すいません今度は右が新しい方、左が古い方です。
KIMG151909.jpg


あら~~、やっぱり角度がぜんぜん違う。
古い方はふくらはぎが入る部分がしっかり凹んでますし、
全体的に上に行くにつれ後ろへ倒れてますね。

新しい方は携帯カメラなんで歪んでますが、上部は前傾してしまってます。
やっぱり座って型取りじゃダメだな~~。


嫌な予感を感じながらつけてみました。


やっぱ膝折れする…。


主人の場合立位を取る時、麻痺している足は踏ん張りがきかないので、
膝関節を目一杯まっすぐにし、足裏全体で身体の重みを支えるようにします。
力が入れば、膝を曲げても立つことができますが、
麻痺した足では膝が折れ、踵が浮いてそのまま前に崩れてしまうんです。



あかん、使い物にならん。



装具屋さんに電話で相談すると、案外あっさりと
「じゃあ今週末に直しにいきます」
とのこと。


へ~~、どうやって直すんだろう?


どうすると思います?


ドライヤーで炙って軟らかくなったところを、手で曲げるんです。


知らんかった(笑)


で、調整後。

すいません、写真が分かりにくいですが
左が古い方、右が新しい方で、ピンクの線が調整前の角度です。
KIMG151908.jpg

随分曲がるんですね~。
なんか自分でもできるかも?と思ったぐらいでした。


という訳で、後でつま先を上に曲げてみたらぐにゃっと曲がりました(汗)
力任せに壊さなくてよかった!


まだちょっと膝折れはありますが、まずまずかな?
ダメだったら、また調整してもらえるそうなのでこれで使ってみることにしましょう。



ところで気になったのが、こちらの写真です。
KIMG152001.jpg


ふくらはぎの部分のカーブを重ねてみると…。
KIMG152002.jpg

うーん、全然細くなってますね(当然ですが)
KIMG152003.jpg


週に1回歩くぐらいじゃ、これが精一杯なのかな…。




ところで手直しの時にはちゃんと立って、膝折れの具合を確認しながらやりました。

小一時間の間に5回、立って保持して座ってを繰り返したら
腰が痛い…(涙)

その日は2人ともぐったりでした。




※補足
装具は前回、今回とも健康保険で作りました。
最初に全額を装具屋さんに支払いした後、領収証と医師の証明書をつけて申請すると
約7割が還付されます。
装具は2年たつと再び還付を受けることができます。
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