ちーちゃんのために祈る

私の知り合いが飼っているアメショのちーちゃんが、突然危篤に陥ったと聞きました。

ちーちゃんは15歳。
理由は分かりませんが、最初の飼い主さんの家からペットショップへ戻されてしまった猫です。
私の知り合い、つまり今の飼い主さんの奥さんがとても可愛がっていて、
何やら横文字の、ミドルネームまで入ったかっこいい名前をつけたのですが、
ご主人が『ちーちゃん』と呼んでいたら
『僕はちーちゃんだ』とおぼえてしまい、以来ちーちゃんと呼ばれてきました。

私はもう随分前の話ですが1,2回、そこのお家の留守番に行った事があり、
ちーちゃんたち(猫は計3匹いました)のお世話をしたり、遊んでもらったりしたんです。

アメショだけあって、大きな猫です。一番太っていた頃は7kgぐらいあったそうです。

性格はちょっとびびりんだけど気さくで人懐こく、とっても可愛い子。
身体に似合わない細い声で甘え鳴きされると思わずにっこりしちゃいます。


その子が突然後ろ足を痙攣させて倒れ、苦痛の鳴き声をあげ続けるのを見て、飼い主さんはどれほどショックだったでしょう。

肥大型心筋症という病気が原因です。
恐らくうちのみんみん猫も同じ病気だったと思います。

心臓の壁が肥大し、血流が少なくなることにより、元気がなくなったり、咳が出たり、食欲不振になったりしますが、
それほど深刻な症状が出ないまま、徐々に病気が進行していきます。
そしてある時血栓ができて、多くは足の動脈につまり、下半身が麻痺し大変に痛がります。
血栓が詰まったままだと足が壊死して、予後は非常に良くありません。
血栓が小さくてうまく流れてくれれば症状はいったん収まりますが、数ヶ月以内に再発し亡くなる子が多いのです。
(みんみんは全くその通りの経過でした)

発症は年齢や性別などはあまり関係がないようで、大人の猫ならいつでも発症する可能性があります。


発作の前に何か症状が出れば良いのですが、最初の発作まで気付かない事のほうが多いかもしれませんん。
早期発見できれば、服薬で症状を抑えることはできるのですが、
根治はできないそうです。


ちーちゃんの症状はやっかいで、急いで動物病院に連れて行くと
肺水腫を起こしており、すでに治療が難しい状態だったそうです。


でもちーちゃんは頑張りました。
苦しい鳴き声をあげながら、病院で酸素吸入と点滴を受けながら、
『もって今夜』と言われた夜を乗り切りました。

飼い主さんは、
『このまま病院で管につながれて死なせるのは忍びない。早く家に連れて帰って、せめて一緒にいてやりたい』
と言ってました。


ちーちゃん…。
今頃住み慣れたお家で、他の猫や飼い主さんたちと一緒にいるのかな。
もう病気は治らないかもしれないけれど、
せめて穏やかな時間を過ごして欲しい。



今夜は、ちーちゃんのために祈ります。
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