ネゴシエーションは介護の必須スキル

主人は週5日デイサービスに通ってますが、
2月から、うち2日間を療養通所介護Cさん(仮名)に切り替えました。


朝いつもより1時間半早く起きて1人で送り出しをするのもやっと慣れてきました。
荷物の準備を前日の夕方のヘルパーさんにお願いしたり、
胃ろうの器具をCさんに預かってもらったりして(自宅で洗浄・消毒しなくて良い)
自分の手間を極力減らしてます。

主人もだいぶ慣れてきたようで、手作りおやつがおいしいと喜んでくれてます。


しかし、何もかも問題なしとはいえないです。


目下の問題はこれ。
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毎回ズボンを失禁で汚して帰ってくるのです。
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もちろん紙おむつ使用者ですから、予備の着替え(全身)は必ず持って行きます。
でも、できれば無事に帰ってきて欲しいですよね。
例え失語症でも、麻痺があっても、失禁してズボンが濡れて、何も感じない訳がありません。
それを洗濯する家族の気持ちは言わずもがなです(涙)

失禁はだいたいお尻の下部から太もものあたり。

原因は分かっています。
リハビリパンツの足の付根(鼠径部)がゆるいのです。
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紙おむつからの失禁としては一番よくあるパターン、でしょうか。


他のデイサービスは紙おむつを持参していますが、Cさんは使った分だけ実費で購入しなくてはなりません。

で、向こうのリハビリパンツはサイズが合ってないのです。多分。
帰ってきた日は向こうのリハパンを履いてるのですぐに分かりました。
ゆるゆるなんですもん。

さすがに一言、言っときたいなぁ…。
2014030105.jpg

しかし、相手は看護師さん。
しかも病棟勤務・訪問看護の経験豊富な看護師さんです。

味方につけるとこれほど頼もしい人たちはいませんが、
逆をいうとプライドの固まりであり、自分のやり方に絶対の自信を持ってますので、
敵に回すと非常に冷淡、強情、非協力的。

言い方に気をつけないと、話がこじれる可能性が高いのです。


患者と患者の家族、医療従事者というのは、
(被介護者と介護者、介護職と置き換えてもOK)
一見病気の治療(被介護者の充実した介護生活)という、同じ目的、方向を向いているように思えますが、
実はこの三者の本音は正反対という事は、ごく普通にありえます。

特に介護は長丁場になりますし、生活そのものでもあるために、
原因はどうあれ、一度こじれだすと様々な人間関係に修復不可能な裂け目をつくってしまう場合もあるんです。

私はそれを『介護の闇』と名づけて、極力避けるように努力してます。

あそこの奥さん、紙おむつ代払うのが気に入らないからサイズが合わないなんて言ってくるんだわ!
な~んて受け取られてしまったら、本末転倒です。


ケロッとした顔で、あくまで『あなた方に協力したいんです』という建前で、
「いい加減にしろよ、ゴルァっ!」
と(いう趣旨のことを)言わなくちゃいけないんですが…面倒だなぁ。
2014030106.jpg

果たして凄腕ネゴシエーターとなって無事、主人の失禁を防止できるでしょうか?
(期待しないで下さい)
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Comment

  • 2014/03/02 (Sun) 06:55
    はるのおかん #- - URL
    はじめまして

    初めまして(^o^)
    最近、ちょくちょくお邪魔させて頂いております。
    車いすで、腰が前に出て座り心地が悪い時の直し方もそうですが、
    そこに気付く介護職でありたいと興味深く読ませていただきました。
    先輩ヘルパーさん方、一人もそこを教えてくれません。
    ベッドから車いすに移乗させた時等の座り心地まで気づいていないのだと思います。

    『介護の闇』・・分かる分かる(ーー;)
    プライドの固まり、強情の極みの看護師様方・・分かる分かる(ーー;)

    伝えたいことが、さらりと伝わる話術もありですね。
    大人のズボンの洗濯って、毎日ともなるとガッカリです。
    旦那様も汚れていると冷たいでしょうね。

    お邪魔しました。

  • 2014/03/02 (Sun) 13:00
    まっち #- - URL

    相手のプライドを傷つけないように、こちらの要望を伝えるって難しいですよねぇ。
    でも、言わないことには伝わらないし・・

    ここは、ご主人の為にも言うしかないです。
    濡れたまま車椅子に座るのは絶対に気持ち悪いですよぉ~。

    mikomonaさん、ファイト!!

  • 2014/03/03 (Mon) 01:49
    mikomona #- - URL
    はるのおかん さん、こんばんは。

    はるのおかん さん、こんばんは。

    ご訪問&コメント頂きましてありがとうございます。
    私の方こそ、可愛いワンコさんたちが元気に走り回る姿を楽しみにしています。

    ご自宅でもお仕事でも介護に携われ、そのご苦労は言葉にできないほど大変だと思います。
    私もしんどいと感じる時がありますが、
    猫がそばに居てくれるだけでほっとします。

    動物の癒やし効果ってすごいですね。

    車いす上の座り直しもそうですが、身体介護は健常者が無意識に行う動作を意識してしなくてはいけないので、
    気付かない人はず~っと気づかないと思います。
    私も新しいヘルパーさんが来る度に、細々説明させてもらってます。
    うるさい家族だなと思われてるでしょうね…。

    看護師さんは病棟におけるヒエラルキーの最上位(医者より上)なので(と脳外科の主治医が言ってました)
    いえ、ほとんどの看護師さんはすごく良い人ですよ!
    私もとっても頼りにしているんですが、
    他人から意見されると白衣の天使から豹変する人が、たま~にいますからね…たま~に。

    介護者は常時ストレスメーターが振りきれる寸前、とにかく心にゆとりがないので、
    余計な一言を言わないよう、笑顔でトライしてみようと思います。

    またお時間ある時に遊びに来て下さい。

  • 2014/03/03 (Mon) 02:11
    mikomona #- - URL
    まっちさん、コメントありがとうございます!

    まっちさん、コメントありがとうございます!

    そうなんですよね~、向こうも失禁の原因をいろいろ考えてると思うんです。
    まだ新しい施設ですから試行錯誤も多いでしょうし。
    何とかうまくコミュニケーションを取って、解決したいとこです。
    (そういうの苦手なんですが…)

    ところで車いす上で失禁した時の対処で、クッションの下にペットシーツを畳んで敷いてるんですが、
    いつの間にか、誰かがそれを逆に畳んでくれてまして(ビニールの面が表になってた)
    主人の車いすに触るのは私か介護職の人しかいない訳で…。
    何が敷いてあるのか、何故敷いてあるのか、ちょっと考えたりしないのでしょうか。

    もしかして私、ペットシーツの構造を一から教えなきゃいけない…?
    真剣に悩んでます(涙)

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