男性差別?

主人が利用している訪問介護ヘルパーの事業所さんでは、
基本的に『同性介護』です。
(男性の利用者さんなら男性のヘルパーさん)

しかし主人の場合、男性5名、女性2名がメインで入ってます。
ほとんど20~30代の若い方で、
やってもらう仕事内容にも大きな差はありません。
移乗、排泄ケア(尿とりパッドの交換)、口腔ケアなどの身体介護一般、なんでもしてもらいます。

なぜ女性が入ってるかというと、一時期ヘルパーさんに対する介護拒否・暴力が激しかった時に、
少しでもおとなしくなるよう(汗)女性を試験的に入れてみたのがきっかけです。


それから4年たった経験から言うと、この介護拒否の原因は主に3つあり

1.そもそもそのヘルパーさんが嫌な言動をした時
2.調子が良い時
3.そのヘルパーさんを受け入れる過程で拒否が出やすい、慣れると治まってくる

1は分かりやすいですね。
2は、調子が良いと病識が薄れるので「他人の介助なんていらない」という気持ちになるようです。
(しかし妻の介助は必要…)
3は、いつも面白いなと思うんですが、初回からしばらくはわりと素直なんですけど、
慣れてくるとわがままが出て拒否になっちゃうんですよね。
ヘルパーさんも、仲良くなったと思った矢先に激しい拒否に合うとびっくりしてしまいます。
「僕、何か悪いことしましたか?」
「いえいえ、大丈夫、そのうち治りますよ」
実際、しばらくすると自然に笑顔が出てくるパターンがほとんどです。


今(2014年6月)現在は、どのヘルパーさんにも拒否はほとんどなく、
時に冗談でからかったりと良好な関係を保っています。


先日女性ヘルパーさんと話していたら、実はこの事業所では、
男女どちらでも大丈夫という利用者は主人一人だという事が分かってびっくりしました。

そっか、同性介護が基本って言ってたよな(すっかり忘れていた)


「うちの利用者さんは女性が多いので、男性より女性のほうが手が足りないんです」
「へ~、そうなんですね」


そういえば、うちの祖母も最晩年を過ごした介護型療養病床に入院したばかりの頃
「ここは男性の看護師がいてね、おむつ替えてもらうのが恥ずかしくて嫌なの」
と愚痴をこぼしていました。

今では、祖母の気持ちがわかりますが、当時の私は
老人=性なんぞ超越した存在
みたいな偏見があって、
『92歳にもなって、今さら恥ずかしいも何もないでしょ』と思っていました。

今は性や排泄の問題は非常にデリケートなもので、いくつになってもどんなに意識レベルが落ちても
大切に扱われてしかるべきものだと理解しています。


そういえば、女性の看護師、ヘルパーさんはどちらの性からもあまり拒否されないようですが、
男性がトイレや入浴の介助をするのは嫌がられるかもしれませんね。

これって男性差別になるのかしら…。

でも、もし私が認知症とかALSになり、介護を受ける時になったとして、
男性に服を脱がされたりおむつを替えられたりするのはやっぱり嫌だなぁ…。

もちろん介護を受ける立場にならないのが一番良いのですが、
こればかりは絶対という事がないですから、
少なくとも、むやみに介護拒否をして周囲を困らせないような被介護者になれるように…祈ります。
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