アメリカでPCNSL(中枢神経原発悪性リンパ腫)の新しい治療法の治験が進められているらしい…?

原文はこちら
翻訳版はこちらです

ニュースリリースは去年の春ですが、
カリフォルニア大学サンフランシスコ校で進められている研究内容が紹介されています。
放射線治療をせず、化学療法だけで治療しようというもので、
現在アメリカで治験の第2フェーズが行われているようです。

翻訳版には『免疫療法』と書かれていたので、一生懸命原文を読んでみたのですが、
どうもモノクローナル抗体(リツキサンとかテモダール)を組み合わせた化学療法らしいです。

MT-R(メソトレキセート、テモゾロミド、リツキシマブ)の後、EA(エトポシド、シタラビン)の投与で
これまでのHD-MTX(メソトレキセートの大量投与)の後全脳照射という標準治療より神経毒性が低く
効果が高い(?)んだとか。

また、上記とは別のフランスで行われた研究ですが、MPV-A(メトトレキサート、プロカルバジン、ビンクリスチン、シタラビン)療法の方がMT(メソトレキセート、テモゾロミド)より効果が高いそうです。
日本語の記事はこちら


現在、日本のPCNSLの標準治療はHD-MTX(メソトレキセート大量投与)+全脳照射ですが、
これにテモゾロミド(商品名:テモダール)を加えて先進医療としての治験が行われています。

全脳照射はPCNSLに対してかなり効果がありますが、副作用も大きく、
特に認知機能の低下は大問題です。
なので、放射線治療を外して、化学療法だけの治療法を確立するべく、いろいろな研究が進められているようですね。


でもやっぱり化学療法、抗がん剤の多剤併用療法なんだね…。副作用キツイのかしら。



すいません、取り急ぎなご紹介なので全然間違っているかもしれませんが
PCNSLの情報があまりにも少ないので、あげてみました。
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Comment

  • 2014/07/19 (Sat) 10:18
    poco #- - URL

    医学の進歩はめざましいものがありますね
    こういう記事を読むと、夫のガンももしかしたらと、ワクワクしてしまうけど
    たとえアメリカで画期的な治療法が開発されたとしても、日本が認可をして実際に患者が恩恵を被るまでには長い時間がかかってしまう。
    日本で認可されても、それを使ってくれる病院にかかれるかどうか
    先進医療ともなれば、膨大な費用が必要だし
    結局はその人の運とお金かモノを言うのかなあ、なんて思ってしまいます

  • 2014/07/24 (Thu) 14:28
    gonmitsu #- - URL
    情報ありがとうございます

    ホントに情報の少ないこの病気。
    色々な経験、思いが共有出来る ここに感謝しています。
    私も全脳放射線の前に色々調べて テモゾロミドと放射線の併用を知り 放射線科のDr.に聞きましたが、リンパ腫の治療としては認可されていないらしく、叶えられませんでした。
    確かに 日本で一般的治療として受けれるようになるには 色々なものが必要で、理不尽で歯がゆいけへど、私たち一般Peopleには限界があるのかな と思います(・・;)
    それでもなんとかして...と 頑張りたいです。
    TVで ホウ素中性子補足療法の治療を見て 事務局に問い合わせてみました。
    脳にしかできないのだから 悪性脳腫瘍的な治療はできないものかと。
    お返事くださった大学病院のDr.のメールでは、やはり どこにできるかわからないリンパ腫にはプロトコルがないらしく 不可能ということでした。
    再発の場合は 小さいうちにみつけて、もぐらたたきのように定位放射線でその都度退治するのが現状としては一般的とのことでした。ただ、放射線で起こる 脳の壊死については手立てがあるのでセカンドオピニオンを受けてくださいとのことでした。
    一般的な悪性リンパ腫の治療も目覚ましい成果を上げて、また 悪性脳腫瘍も放射線の開発で治療が進んでいる中、中枢神経系リンパ腫だけその狭間で 取り置かれてるような思いになります。
    近々 血液内科のセカンドオピニオンを受けに行きます。
    脳外科と迷いましたが、まずは、ときめました。
    でも、私の個人的意見では 例えが悪いですが、身体はフランケン的頑丈で鈍感な主人でさえ 今地固めとして受けてる数種のの抗がん剤で弱って行く感があり、これ以上の抗がん剤となると 例え有効と言われても正直迷います。

    私の微々たる情報ですが、少しでも。と思い公開にします。

    これからもよろしくお願いしますm(__)m




  • 2014/08/18 (Mon) 01:19
    mikomona #- - URL
    pocoさん、こんばんは。

    コメントありがとうございました。長いことお返事できなくてすいませんでした。

    1つの薬ができるまでには本当に長い時間とお金が必要なんですよね。
    そしてそれを有効に活用できる投与法が確立されるまでには、さらに時間と実際に人の身体で試行錯誤が必要な訳で…。

    最近の分子標的薬の値段といったら、もう信じられないぐらい高いです。
    リツキサン(悪性リンパ腫に使われる分子標的薬)でさえぶっ飛びな値段だと思いましたが…。

    でも今回読んだ記事は、すでにあるお薬の組み合わせなので、
    承認されれば日本でも投与可能ではないかと。(何年先かは分かりませんが)

    本当は今すぐ、ご主人の病気に奏功する副作用のないお薬が欲しいところですね!
    (もちろん保険適用で!)

  • 2014/08/24 (Sun) 10:44
    mikomona #- - URL
    gonmitsuさん、こんにちは。

    コメントありがとうございます。
    お返事が遅くなって、ごめんなさい。

    うちの主人の再発時の治療が終わってからもう4年、
    ついつい、新しい治療法の情報を集めるのを忘れがちになってしまってます。
    でもいつ再発するか分からないのに、これじゃいけませんね…。

    抗がん剤に関しては、世間でもいろいろ言われてますし、
    確かに副作用で亡くなる方もおられるほど、きつい治療です。

    でも、手術で全摘できない腫瘍の場合は
    現在のところ、医療的には抗がん剤か放射線以外できる事はないのですよね…。

    家族としては、せめて再発しても小さいうちに見つけられるように頑張るぐらいしかできません。
    本当に難しいですね。

  • 2014/09/02 (Tue) 09:12
    mikomona #- - URL
    gonmitsu さん、コメントありがとうございます。

    お返事遅くなってすいません。
    ブログに向き合う時間が取れず、放置ぎみになってしまいました。

    元気な事は嬉しいのですが、自分1人になれる時間が減るのでちょっと辛いです。

    PCNSLは患者数が急増している脳腫瘍なのですが、
    やはりリンパ腫というと、中枢神経以外の発症が圧倒的に多いですからね…。
    もちろん、こんな病気にかかる人はいない方が良いのですが、
    患者数が多いほど、治療法の研究が進むことも確かです。(皮肉なことですが)

    抗がん剤は、副作用もそうですが
    一番困るのは『100%効く訳ではない』ことです。
    必ず効くと分かっているなら、辛い副作用も耐えられますし、
    CR(完全寛解)への希望をもつことができます。
    でも、論文の数値とかみると驚くほど奏功率が低かったりするんですよね…。特に再発例では。

    とにかく後悔しないよう、今できることをするしかないですね。
    ご主人の地固めが順調に進みますように、祈っています。

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