小雨のなか、片手で傘をさして自転車で家に向かっている時でした。
車2台がやっとすれ違えるような狭い道で、前を走っていた自転車のおばさんが反対側からくる車に気を取られたのか、
軽くよろめき、後輪が電柱に接触して突然転倒しました。
本当にギリギリ、10cmもないところでブレーキが間に合い、
おばさんに衝突することなくすみましたが、
ちょっとでもタイミングが狂えばお互い大怪我をする可能性がありました。
びっくりした…。
もしおばさんにぶつかって怪我させていたら、前方不注意で私の罪にもなりますし、
私が怪我をしていたら、誰が主人の介護ができるのか…。
無事家に戻ってきた時は、安堵で膝ががくがくいいそうでした。
こういう時は甘いもの、温かいものを食べるに限ります。
幸い主人は寝ていたので、少し休ませてもらって…。
40分後
さあ、そろそろお小水が出てるか確認して、水分補給しなくちゃね。
えっ。
熟睡している主人のズボンを少し下ろしたら、何か異物があるのに気づきました。
胃ろうチューブだ。
つながったままだ…。
今日は通所療養介護Cさんの日で、胃ろうチューブを1本預けてあります。
帰る前に水分補給をして、はずすのを忘れたのでしょう。
そのまま太ももの方に垂れて、くっつけたまま車に乗って帰ってきたんですね…。
いかなドジな私でも、これはやったことないなぁ…。
引っ張られて胃ろう孔が傷ついたり、胃壁を傷つけてないか確認しましたが、
どうやら大丈夫そうです。
やれやれ…。
あー、もうなんか力が抜けてしまいました。
やる気ゼロ…。
でも、夫婦揃って大事にならなくて本当に良かったです。