腹腔鏡手術後のケアって大変なんですね

先日、知り合いの方が腹腔鏡手術を受けた話をちらっと書きましたが、
入院予定が10日ほどと聞いていたので、退院後数日たって少し落ち着いたかなと思う頃に連絡してみました。

ご主人は無事退院され、とても元気な声でお話してくださったのでホッとしましたが、
介護されている奥様の話を聞いてビックリ。


「まだ傷口はふさがってないのよ」
「え~~っ!」
「毎日浸潤液が出てくるから、石鹸でよく洗って膿を出さないといけないの」
「えええ~~~!!」
「最初の数日は黄色い汁がいっぱいでてきて、そこを石鹸の泡でぐいぐい洗うんもんだから痛そうだったわ」
「ええええええ~~~~っ!!!」
「傷は安静にして治すより、しっかり栄養を取って適度に動いて治す方がいいんですってよ」
「そ、そうなんですね…」
「何しろ普通の外科って患者さんも元気だから、回転が早いのよ。どんどん切って退院させていくわよ」
「へえええ~~っ」


そういえば、主人がいた脳外科は意識がない方や麻痺のある方が多いですから、
動きたくても動けないんですよね。
入院中、夕食後に主人と1Fのロビーでこっそりお菓子を食べてた(時効…ですよね)ですが、
同じロビーで外科の患者さんが車椅子でビッグマックとポテトを買い込み、柱の影に隠れて食べてましたっけ。
といっても4~5人でわいわい言いながらですから、絶対見つかって怒られたと思います(笑)
外科の患者さんって(怪我してるとこ以外は)普通の人なんだな~と妙に感心したのを思い出しました。


隠れ食いはこっそりやらないとダメですよ。あ、良い子の皆さんは真似しないでください!



奥さんいわく、腹腔鏡手術を受ける前にひと通り説明は受けたけど
それはどこをどんなふうに切るとか、手術の成功率とか感染症の確率であって、
術後のケアは、後で看護師さんから簡単に教えてもらっただけだそうです。
「やることは褥瘡のケアと似てるわね。
 うちは手術前から訪看さんが来てくれてるから助かったけど、慣れてない人は大変よ。
 よくテレビで腹腔鏡手術は楽だ、治りが早いっていうけど、こういう裏があるのね」
だそうです。

昨年、うちの会社の人のお母様が、やはり腹腔鏡の手術を受け、2週間で退院したのですが、
「傷口がちゃんとふさがってなくて、再入院しましたよ」
という話を聞いて
「それって手術ミスなんじゃないの?」
と思ったんですが、
もしかして術後のケアがうまくできず、化膿したのかもしれません。

そりゃあ、高齢のご夫婦だけの世帯ではケアが十分にできない可能性ありますよね…。
術前から在宅医療の体制が整っていれば、まだ良いですけど…。
こわ~~。


うーん、もし私が病気になって腹腔鏡の手術を勧められても、安易にOKしてはいかんなと思いました。
開腹手術の方が入院は長くなるでしょうが、
術後のケアが十分にできない状態で受ける場合、感染症の危険も考慮しなくてはいけないのかも…。

すごく勉強になりました。
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