尿閉騒動再び

前回はいつかと思ったら2012年7月でした。

尿閉…尿は作られているのに何らかの原因で尿道が閉鎖し、尿が出ない症状のことです。

例えば前立腺が肥大して圧迫していたり、結石が詰まったり、癒着したり、腫瘍があったり、
また、中枢神経の異常で膀胱を収縮させる命令(排尿反射)が出なかったり。
原因はいろいろです。

尿管結石は心筋梗塞と群発頭痛と並び最も激痛を伴う疾病の1つと言われますが、
石がなくても尿道が閉鎖すると激しい痛みを感じます。
行き場がなくなった尿が膀胱や腎臓を圧迫しますからね。

とりあえず痛みをとり、尿を出すためには
導尿カテーテルを膀胱まで通して強制的に尿を出します。
結石の場合は尿道にステント(筒)を入れて広げる処置も行われますね。
(うちの会社の社長もやられてました)

尿閉も痛いし、カテーテルを通すのも痛いそうで
患者さんにとってはまさにふんだり蹴ったりだと思います。

でも痛いというのはありがたい面もあります。
本人が言葉で説明できなくとも、異常が起きているのが外から分かるので。

同様に、紙おむつにも素晴らしい点があります。
排泄物の状態や量がはっきり分かるからです。

我々が一日の尿量を正確に量るのはめちゃめちゃ面倒ですが、紙おむつに排泄している人は
ただ使用済みのおむつの重量を調べれば済みます。
色や不純物の有無も分かりやすいです。


痛みも大人用紙おむつも、決してポジティブなイメージはありませんが、
物事には全て両面があるのですね。
(だからといってみんなでおむつを使いましょう!という論旨ではないですよ)


あ、また話がそれてしまった。



昨日、デイサービスからAさんから連絡があり、
『14:00に確認した時尿が出ていなかった』
そして
『19:00現在も出ていない』
ということがありました。

結論からいうと、21時すぎに自然に出たのですが、
原因は不明なままです。

19:00に私が帰宅して、主人の尿とりパッドを確認した時には
膀胱のあたりに固く触れるシコリがあり、尿が貯まっているのを確認できました。

普通、尿意を感じるのは200mlからだといいます。
前回の尿閉の時は、夜間頻尿があり、本格的に痛み出したのが午前4時、
午前7時頃自力排尿があったものの残尿が多く、
お昼ころにカテーテルを入れてようやく治まったのですが、何と1,000mlも残っていました。
膀胱ってそんなに入るの!と驚いた覚えがあります。

参考例
petbottles_01.jpg
こんなに膨らむんですね。


今のところまだ痛みはないようで、いつものようにぐっすり眠ってます。バイタルも異常なし。

このまま自然に任せるか。

でも痛みが出るまで放置も可哀想ですし、夜中に先生を叩き起こしてカテーテルを入れてもらうのも気の毒です。
万一石が詰まっていて、カテーテルが通らず、救急搬送なんて事態は避けなくてはいけません。

とりあえず水分を200ml注入し、U先生に連絡。
「あと一時間待ちましょう。それで出なかったらカテーテル入れます」

一時間待つ。

出ない(涙)

「これから伺います」
「すいません」

そしていよいよカテーテルを通すための前処置に入ったところで

「あ、出てます!」

良かったぁ~。

パッドを持った感じ、200ml以上は出たようですが
「まだしこりを感じますね」

ちなみにこの間ずっと、主人は眠ったままでした。
痛みがなくてよかった。


その後目を覚ましたので、軽くご飯を食べてまた寝て(笑)
じゃあ、寝ましょうかと着替えをしてみたら
便失禁があり…。
ちょっと摘便してみたら出るわ出るわ、お通じが大量に直腸に溜まっていました。

いやー、スッキリしたね!


そして4時前に確認した時には夜用パッドはずっしり重たくなっていて、
下腹部のしこりはぺったんこでした。


良かった良かった…。

何にせよ、出るものが出ないというのは困ります。
出すぎるのも困りますが。

おまけ
翌日『極楽の湯』(デイサービスCさん)へ行った主人は
いつものように排泄ケアをしてもらったのですが、
昨夜あれだけ出したのに、さらに『両手2杯分出ました』と書いてありました…。

えええええええええ。
さすがの鬼嫁も絶句です。



膀胱も、大腸も(もちろん胃袋もですが)ほんっと、懐が深い臓器なのね…。
もしかして太っ腹の語源ってこういうこと??

と、夕食の後に『ビーノ』とノンアルビールをぐびぐびやりながら思う鬼嫁でありました。
めでたしめでたし。
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