好かれる理由

今日、デイサービスAさんからの連絡帳に書かれていたひとこと。

『◎☓さんはとても利用者様に人気があります。皆様たくさんお声をかけてくださっています』


自分からはほとんど話せないし、ご飯も食べられない、お昼寝してる時間も多いし
はっきり言って何の役にも立てないような主人が、こうやって皆さんから声をかけてもらえるなんて
本当に本当にありがたいことです。

職員さんがいろいろ働きかけてくれるのは仕事だからある程度分かるんですが、
利用者さんたちが声をかけてくれるのは決して上辺だけの義務や同情だけではないと思うんです。

じゃあ何が主人を『人気者』とまで言わせたのかと考えてみますと、
まず若い(笑)
利用者のみなさんより10歳以上若いんですよね。
これは女性陣にウケる理由だと思います。いや、ほんと。

また、主人は、自分から周囲の方にアイコンタクトをとって、積極的に挨拶しているようですし、
話しかけられれば、うんうん、とうなづいて応えているようなんです。

主人は話ができない分、目の表情がとても豊かです。
流暢な言葉に比べて不完全かもしれないけど、ちゃんとコミュニケーションが成り立っているのかもしれません。

ちなみに主人は、うちに来るヘルパーさんやリハビリの先生たちにも(多分)受けが良く、
ある時はからかったり、ある時は甘えたりしてます。
昔は介護拒否がひどくて手を焼きましたが、今はとても和やか。

『この人の笑顔には愛嬌があるね』
以前、リハビリ病棟の患者さんに言われた言葉です。
『喋れなくても、この人がいるとリハビリ室が何となく楽しくなるんだよ』

愛嬌はお金で買えない、勉強で身につかない、その人に生まれついて備わった資質だと思います。

これは病気になる前からそうでした。


愛嬌は、脳のどこに宿っているのかしら。
壊れなくて良かった。
失われなくて良かった。


できるだけ長い間、デイサービスの皆さんの楽しいひと時に、主人の笑顔がありますように。
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