思わずお茶を吹いた話

ほんとに下らない話なんで、スルーしていただいて結構です。




最近Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー) のアルバム『To Pimp A Butterfly』を買って(デジタル配信ですけど)
英語もヒップホップも詳しくないのに気に入って、良く聞いてます。

歌詞も分からないのに、一体何が良いのかはうまく説明できないんですけど、
何か引っかかるんですよね。
聞いてると時々、胸がつまるような気持ちになるのです。

ケンドリック・ラマーは最近テイラー・スウィフトの『Bad Blood』でコラボしてましたね。
この紅白の小林幸子もビックリな超ゴージャスなMVのやつです。


私はアメリカにおける黒人の差別についてはほとんど何も知りません。
絵本『ちびくろサンボ』のサンボが差別語だったなんて、考えたこともありませんでした。
マーティン・ルーサー・キング牧師の有名な演説の一部は聞いたことがありますが、
実体験としての黒人差別の場に居合わせた事は皆無。
子供の頃、ドラマ『ルーツ』を見て衝撃を受けたぐらいです…。
※ちなみに『To Pimp A Butterfly』に『ルーツ』の主人公クンタ・キンテの名前を連想させる『King Kunta』という曲が入ってます。

そんな私でも『To Pimp A Butterfly』のテーマの一つが人種差別だということは分かります。
歌詞に『ニガー(Nigger)』という黒人を侮蔑する言葉が100回ぐらい入ってるからです。

なかでも『The Blacker the Berry』という曲は、激しい怒りと苦しみでガツンガツンとぶん殴られているような気持ちになる曲です。
私の大好きな『およげ!対訳くん』という洋楽の和訳サイトに素晴らしい和訳が掲載されています。
読んで頂ければすぐ分かりますが、ケンドリック・ラマー、やり場のない怒りに心の底から怒ってます。


で、You Tubeでケンドリック・ラマーの動画をいろいろ見ていたら
The National Symphony Orchestra(ワシントン・ナショナル交響楽団)と共演した
『The Blacker the Berry』を見つけました。

おおおお~~~~。


ヒップホップとオーケストラという全くジャンルの違うメンバーが素晴らしい音楽を作り上げていることに一つ。
ワシントン・ナショナル交響楽団は『すべての国事や大統領への御前演奏、公的な祝祭日のために演奏する、真の国民オーケストラとして1931年に設立された』(引用:Wikipedia)楽団だそうです。
そんな楽団が、人種差別というアメリカ社会の暗部、未だなくならない歪みを激しく糾弾している曲をガンガン演奏してるのが一つ。
そしてケンドリック・ラマーはもちろん、指揮者のお兄さんがノリノリでめちゃくちゃかっこいいのが一つ!

音響がひどいのが残念。でも面白い!
特に2:55からの指揮者の背中がかっこよすぎる!


マジでお茶吹きました。



一色まことの漫画『ピアノの森』のテーマは『音楽はこんなにも自由なんだ』ですが、まさにその通りだと思いました。


この動画、主人には全く受けませんでしたが…。(テイラー・スウィフトの方がマシだそうです)
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