痙縮(けいしゅく)外来を受診

久しぶりに主人を連れて病院へ行ってきました。

以前は半年ごとに脳外科でMRI検査と、胃ろうの交換をしてきたんですが、
W医療センターの外科の先生が退職してからは、U先生が在宅で交換してくれるようになったので、
MRIだけ行けば良くなったんです。
(うちは楽になりましたが、医師不足の現状をひしひしと感じました)


さて、今回の受診目的は主人の痙縮(けいしゅく)の治療です。

身体の麻痺は、大雑把に痙性麻痺(けいせいまひ)と弛緩性麻痺(しかんせいまひ)に分けられます。
痙性麻痺というのは筋肉が過剰に収縮したまま、緩まなくなる麻痺です。
腕なら肘と手首、指がギュッと内側に曲がり、ほぐすのに力が必要になり、痛みもでます。
原理はさっぱり分かりませんが、脳から誤った信号が出ているか、筋肉を緩ませる信号が出ないか?
のような気がします。

筋肉が収縮したまま時間がたつと関節が固まってしまい、全く動かなくなります。(拘縮)
そうなると、更衣や入浴など日常生活に大きな支障が出ます。

弛緩性麻痺は逆にだらんとしたまま、筋肉が収縮しません。
力が入らないのでこれもまた大変です。

主人は痙性麻痺と弛緩性麻痺混合です(そんなのあるのかしらん)
基本は弛緩性なんですが、右半身に力を込めると左半身も緊張して固くなります。
1日に何度かストレッチして伸ばしてあげないといけません。

また弛緩性麻痺で困るのは、血行が悪くなって手足がむくんだことです。
ひどい時には、靴や短下装具をワンサイズ大きいのに変えるほどのむくみでした。

今は弛緩性麻痺よりも痙性麻痺のほうが強いので、むくみは目立ちません。


また主人の場合は、季節によっても違います。
冬は痙性麻痺が優勢、逆に夏は弛緩性麻痺が強くでます。

昨年は秋ごろから左腕に強い痙性麻痺が出ましたが、夏にはすっかり緩んでいました。
しかしまた今年も11月頃から左腕に強い痙縮が出て、ストレッチをしても十分伸びなくなりました。

寝ていても、左腕は固く曲がったままになってます。
DSCN268301.jpg
無理に伸ばすと痛みが出ますし、しばらくするとまたこんなふうに曲がってしまいます。

肘だけでなく、親指と中指がえび反りしてます。
DSCN268303.jpg

いわゆる『ペンの手』という、鉛筆を握るように指に強い力がかかった状態で、特に中指は不自然な反りになってます。
※『ペンの手』はパーキンソン病やレビー小体型認知症の患者さんなどにみられる『錐体外路症状』の一つです。

また手の第3関節(MP関節)も強く曲がったままになってます。
DSCN268304.jpg

腕ほどひどくありませんが、足首も軽く内転(内側に曲がること)しています。
DSCN268305.jpg


うーん、これはいかん。


そこで、以前から名前だけ知っていたボツリヌス療法が受けられるか、
往診のU先生に相談してみたんです。
するとU先生のクリニックが地域連携している近くの総合病院に痙縮外来があるのを教えてくれたので、
一度診てもらいに行きました。
診断はあっさり出て
「これは十分にボトックスの適用になりますね」
とのこと。
まぁ見て分かる症状ですからね。
「では薬の手配をしますので、来週また来てください」

ええっ…。
こ、この年末のバタバタしてる時に会社休むのはきついなぁ…。
でもこのまま年末年始を挟んでしまうのもなぁ…。

それに、どちらかというと年明けの方が忙しいのが分かってましたから、
やむなく今日会社を休んで2度めの受診に行ってきた訳です。

主人も今日はデイサービスAさんでのクリスマスイベントがあったのに残念でした。
ケーキ食べそこねたね。


で、ボトックス注射の効果はいかに…。
(続きます)
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