驚愕の連続だったお墓参り

3連休の最終日、主人は基本的に祝日に関係なくデイサービスに行ってもらってますので
この日も元気に出かけました。


私は弟と二人でお墓参りに行ってきました。
私の両親、父方の祖父母や叔母たちが眠っているお墓です。
電車を乗り継いでも30分ほどで行ける場所にあり、お彼岸やお盆の時期は駅から無料バスが出るので便利です。
(それでも年に一回行くかどうかですが…親不孝者でごめん)

弟とはいつも最寄り駅で待ち合わせ、私は駅前のスーパーでお供えグッズを買って待っているというのが定番ですが、
今年は何となく売り場に並んだ仏花がパッとしなかったので、果物とお線香だけ買い、仏花は霊園の売店で買いました。
そこでも、いつものオーソドックスな仏花、
白と黄色の菊、赤いカーネーション、青い菖蒲が入ってるやつは何となく買う気にならず、
「たまには華やかなのがいいわ」と、スイートピーやガーベラが入ったピンク系の花束を手に取りました。
価格はいつもの倍です。
「えー、何でよ。いつもの安いのでいいじゃない(見栄っ張りだな)」と弟は言いましたが、
「せっかくですから、ちょっと奮発しても良いよ」
と言い張って、お買い上げ。

で、お墓の前まで歩いていくと…。
「あれ、だれかいるよ」
「本当だ、誰かしら」
なんと、もう何年も会ってない叔父と叔母だったのです。何という偶然!

「まあ、まさかあんた達に会えるなんて、じいちゃんが呼んでくれたのかねえ」
「ほんと、すごい偶然ね」
「ふたりとも元気そうで何よりだね」
「叔父さん、叔母さんこそすごく元気そうよ」
本当は叔母さんが以前より一回りは痩せていたので内心ビックリしてましたが…。

叔母さんがすでに白い百合とピンクのガーベラを生けていたので、
私が持参した花束と混ぜてボリュームアップしました。
すごい。ぴったりの色合いです。

いつものオーソドックスなやつを買っていたら全然似合わなかった。
なんたる偶然。

まさか、これって…???
霊感は全然ない私でも、これには驚きました。


しばらく会わない間にまた少し老いた二人の親戚は、
(いや、我々も同じく年をとってるはずですね)
「墓参りがこんなに楽しいなんてねえ」とすごく喜んで、あれやこれやと立ち話をしてしばし時を過ごしました。
幸い、雲の切れ間から光がさして暖かな午後です。
墓地の周囲を囲む木立はまだ冬のままですが、ところどころハクモクレンの花が満開に咲いています。
周囲のお墓のほとんどはまだ新しい花が供えられ、お線香の煙があちこちで漂い、
みなさんきちんとお墓参りされてるんですんね。

忙しい、忙しいを言い訳にお墓参りも親戚づきあいも怠けがちな姉弟に喝を入れるべく、
祖父たちがこうやって呼び寄せたのかもしれない。
そうとしか思えない時間でした。



これだけなら、驚愕『の連続』とは言わないですよね、ええ。

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ひとつ目の驚愕。
叔母は10年以上前に口腔がんの治療をしているのですが、
数年前に別のがん(場所は聞かなかった)が見つかって治療。
そして去年はすい臓がんが見つかって、入退院を繰り返していたそうです。

「えっ…!そ、それは大変だったのね…で、今は抗がん剤やってるの?」
「もう副作用がキツイから何もしてないよ。経過観察ってやつよ」
「えっ…!!」
「すい臓がんっていったらT子(この叔母さんの妹)もそれで亡くなったでしょ?
 普通見つかった時には手遅れってことが多いんだけど、私は別のがんを治療していたから早く分かったのよ」
「………。(もう言葉も出ない)」
「もう私は来年80歳だからね、死んだもおんなじ。だから家でゆっくり暮らすことにしたのよ」
「そ、そうなんだ…」

まさかのすい臓がん2人目!

そう、T子叔母さんは、K子叔母さん(今回会えた叔母さん)が口腔がんの治療で入院している間に体調不良で倒れ
すい臓がんだと分かった時はもう末期だったのです。
幸い(幸いではないけれど)痛みも苦痛もなく、ただこんこんと眠りながら数カ月後、静かに亡くなりましたが、
当時の私はそれはそれはショックでした。

ちなみに祖母もがんを患っていましし、私と同年代のいとこの一人ががんで亡くなっています。
うちは完璧ながん家系という訳ですね。
(なのでちゃんと手厚い医療保険、がん特約に入ってますよ)


しかし、姉妹ですい臓がんとは…。
げえええええ。

※すい臓がんは、遺伝する確率が高いがんで、家族(第一度近親者)に膵がん患者が2人いる場合、膵がんのリスクは6倍に増加するらしいですよ。
 日本膵臓学会でも『家族性膵癌登録制度』をスタートさせています。

一般にすい臓がん=手遅れというイメージが強いですが、
K子叔母さんは味覚障害から食欲不振が続き、かなり痩せたものの
姿勢や歩行の様子はシャキッとしていて、バスの乗降など大きな段差の上り下りに手助けがいる程度。
話す内容もまったく正常で、落ち込んだ様子もなく
毎日近所を散歩するのを楽しんでいるそうです。
これはちょっとホッとしました。




さて、ふたつ目の驚愕。
「すい臓がんってのはね、痩せてくるんだよ。急に痩せてきたら要注意だからね」
と繰り返しK子叔母さんに言われて、駅で別れ(家は反対方向なので)
弟と歩きながら
「いや~、しかしすい臓がんとはビックリしたわ あんたも気をつけなさいよ(喫煙者なので)
 急に痩せたらすぐ病院行ってね」
「そうだな…実は年末から新しい仕事になって6kg痩せたんだよね、俺」

げえええええええ!!!

「今すぐ病院いけ!!!」

がんはもはや珍しい病気ではありませんし、
我々姉弟も50代が近づいてきて、身体にあちこちガタが来る年頃です。
特に弟はヘビースモーカー。がんのリスクは決して低くないでしょう。
さらに彼は独身で、もし何かあったら私が看ることになるという…ちょっと、ちょっと!

いやー、まいったなぁ…。
(弟が痩せたのは仕事がハードなせいだと思いますけどね)

でも、まだまだ驚愕は止まらないのですよ…。
次回に続きます。
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Comment

  • 2016/03/22 (Tue) 22:50
    # -
    管理人のみ閲覧できます

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  • 2016/03/23 (Wed) 09:47
    まっち #- - URL

    こんにちは。お久しぶりです
    お墓参り、一年に一度でも決して親不孝ではないと思います。
    気持ちの問題ですよ(;・∀・)

    我が家の場合も似たようなもので...
    月に一度行ければ良い方。
    しかも、月命日に合わせてではなく私の仕事の都合に合わせてなので日にちはめちゃくちゃです
    今月はなんとか母の命日にお参りに行けたのでお彼岸は仏壇に手を合わせるだけでおしまい。酷いもんです

    偶然ご親戚にバッタリ!って嬉しいサプライズですね
    自分の他にも覚えていてくれる人がいるって泣きたいくらい嬉しくなります
    有り難いことです

  • 2016/03/26 (Sat) 10:12
    mikomona #- - URL
    まっちさん、こんにちは。

    まっちさん、こんにちは。
    お久しぶりです!
    コメントありがとうございます。

    私も母の命日には…って毎年思うんですけど、やっぱり日にちはバラバラですね。
    仏壇の埃もめったに払わない親不孝者を見限ったのか、
    最近は夢にも出てきてくれません。
    ちなみに夢では、いつも海辺や森の一軒家で一人暮らしをしながら保存食や織物なんか作って
    まるで魔女みたいな生活をエンジョイしています。
    母らしいなぁ~と思います。

    うちは元々親戚が少ない上に付き合いが希薄なので、
    (嫌いという訳ではないんです)
    たまに会うと驚愕の事実をたくさん聞かされます。
    今度は事前に約束してお墓参り行った方がいいのかも…。
    母が生きていればもっとちゃんとしてただろうに(汗)
    いろいろ反省しました。

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