一人でぶらっと遊んできました。

連休初日、風は強いですが良い天気です。
主人をデイサービスに送り出してから
まずは美容院でブラックジャック風の白髪頭をヘナで染めてもらい、
(3ヶ月ぶりだったんで…)
少し時間があったので、上野へ行って『カラヴァッジョ展』を見てきました。

ただ今上野では『伊藤若冲展』『ルノワール展』と大きな美術展が開催中で
知名度では劣るカラヴァッジョ展はそんなに混んでなかったですよ。
おかげでお気に入りの絵の前でじっくり見ることができました。
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すいません、どなたかの背中が画面に入ってしまいました。


一度は肉眼でみたかったカラヴァッジョの作品、
本当に素晴らしかったです。

一番みたかった『果物籠』は来なかったですけど
同じ精密な果物の描写を
『果物籠を持つ少年』で見ることができました。
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ぶどう、いちじく、ざくろ、もも、洋なしなど、はっきり見分けられるほどの描写。
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思わずつまんで食べたくなるほど瑞々しい果物たちに比べて、
籠を持つ人物の目が驚くほど病んでます。
一体どんな闇を見つめているのでしょう。
それとも絵の前に立つ人に、言葉にならない助けを求めているのでしょうか。



もう一点、『エッケホモ(この人を見よ)』という作品も
とても興味を惹かれました。

一応カラヴァッジョの真筆とされている作品です。
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一方、同じ時代に同じ主題を描いたチゴリさんの作品も展示されてます。
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この2点、今で言うコンペ(競作)だったとか。



『エッケ ホモ(この人を見よ)』という宗教画の主題では、
キリストの表情はだいたいチゴリさんのように苦悩に満ちたものなんです。

それが、カラヴァッジョ(と言われている)の手にかかると
このわずかに片方の眉をあげたキリストの表情!
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まるで、この場の状況を冷静に受け入れ、皮肉めいた笑みを浮かべているように思えます。
(キリストの前では民衆がキリストの処刑を訴えて騒いでるらしい)


いやはや…



他にも爪の描写、服のひだ、肌のなめらかさ、
そしてもちろん光と影の構成、全てが本当に素晴らしかったです。



見終わってから池袋へ行き、西武百貨店で遅いお昼を食べてから
催事場(昭和をイメージした雰囲気になっていてなかなか面白かった)で
『タータン珈琲』というお店のコーヒーを頂きました。
目の前で豆を挽いてドリップしてくれて、立ち飲みでいただきま~す。
なんかローマのカフェで飲んだコーヒーを思い出しました。


そうだ、カラヴァッジョもローマに住んでいたんですよね。
偉大な芸術家であり立派な犯罪者でもあったカラヴァッジョ。
(ちなみに今回の美術展には数々の裁判の記録も展示されてます。悪いことはできませんね)

でも、あなたの才能は永遠に残りますよ。


久しぶりに一人でゆっくり遊んで、スッキリしました。
明日からまたがんばろうっと♪
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