1台めのお試し車いすを使ってみて

外用の車いすを更新しようと、業者さんにお願いしてお試しの車いすを持ってきて頂きました。

機種は松永製作所の『マイチルト・コンパクト』です。
マイチルト・コンパクト
ティルト・リクライニング型の車いすで、特に横幅がコンパクトになっています。
「一番出ている機種です」
と、業者さんイチオシでした。

なるほど、すわり心地は良さそうですね。
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じゃあ、さっそく外に出てみようか。
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コンビニにありがちな光景…商品ケースで通路が狭くなっていても
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大丈夫です。
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いつもの公園までお散歩して…。
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今日は暑いね~。
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……。

で、一週間お試しさせてもらった結果は、
タイトルに『1台め』と書いたとおり、
こりゃアカン~~~でした。


いやこれは公平じゃありませんね。

まず良い点
☆座り心地が良いこと。姿勢が崩れにくく、安定して座っていられること。
☆フットレスト(足を置く部分)やティルト・リクライニングを調整するレバーなどが
 利用者にも分かりやすく動かせること。


マイチルト・コンパクト
背もたれカバーが横にも広くて体を包み込むようになっています。
実は腰(というか脇腹?)の部分にフレームがあり、さらにしっかり体幹を保持します。
なので片麻痺のように、麻痺側に倒れやすい人でも安定して座位を保つことができます。


イマイチだった点
★重い。(重量24.5kg) 重心が低くかつ後方にあるため、特に動き始めが非常に重い。
★体幹を保持するためのフレームが邪魔で、座り直しが非常にやりにくい。

つまり、安定感がある=動きにくい ということですね。

重さに関しては、普通の車いすが15kg前後、軽量タイプなら9kg前後なのに比べ
ティルト・リクライニング型は構造上、どうしても重くなります。
室内用で使っているモデラートは20kg、これはかなり軽いと思います。
重たいものでは27kgというのがありました。

重くても重心がもう少し手前にあれば押しやすいのですが、
まさしくお尻のところに重心がある感じで、
女性だとかなり強く押さないとタイヤが回ってくれません。
若い男性のヘルパーさんも「うわっ、重いですね!」と言ってました。


うちは玄関ドアを開けて外通路に出る時、スペースが狭いため、
一度車いすを切り返す必要があるのですが、この機種はちょっと車いすを持ち上げて方向転換が本当にやりにくく、
また、排水路の溝を乗り越える時も前輪タイヤが重みではまります。

微妙な傾斜がついた歩道(実は水平な道路というのはありません)や
カーブを曲がる時、横断歩道を渡る時の段差でも
すごく重さを感じました。

ちょっとしたコツを見出してからは楽になりましたが、何も知らない人が押すと全身筋肉痛になると思います。


そして、体幹を保持する効果は抜群のフレームと広い背シートが
いざ背中とシートの隙間に手を入れて、座位を微調整したい時に非常に邪魔っけなんです。


経験のある方はすぐわかると思いますが、車いすへ移乗した時、一発でビタっとまっすぐ座れる事はまずありません。
一度座った後で、あれこれと調整するのが普通です。
これがやりにくいというのは、非常に困ります。



以上を踏まえた鬼嫁の結論

傾斜や段差の少ない施設内で使うなら非常に良いが、女性一人介助で外出を楽しむには向かない



あかん…。


業者さんには上記の点を正直に話して、別の車いすを持ってきてもらうことになりました。


続きます。
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