(自分は)初めての入院生活 その6 病棟日々某々

入院中の私の日々は、基本食っちゃ寝食っちゃ寝で過ぎていくので割愛させて頂きます。

代わりに印象に残ったできごとをちょっと書いてみます。

涙もろいモンスター
入院初日の夜に、隣のベッドの患者さんの家族の一人が
「主治医を呼べ」「今すぐ転院させるぞ(しかも都外の病院に)」
と大声で怒鳴り込みに来ました。
しかも口調が完全に昭和のやくざ映画でした。
ひとしきり怒鳴りちらして、他の家族の方たちと30分もやりあったあげく
最後は
「騒いで迷惑かけてごめんなさい」と涙を流して患者さんに謝って決着。

突然の入院に気が動転するのは理解できますし、
口調はアレですが、家族を心配する気持ちは伝わってきました。
でも…完全に逆効果。病気がかえって悪化しちゃうよ…。

こういう人が本当にいるんですね。

尚、大騒ぎの最中も、看護師さん達は落ち着き払って軽くさばいてました。さすがです。



介護者同士
入院中に仲良くなったおばあさんは、20年間ご主人の介護をされていたそうです。
年齢は30歳以上離れていますが、お互い介護の経験を通じてすっかり意気投合。
毎日いろんな話をさせてもらいました。

ある時、湯飲みのコップが茶渋で汚れているのを気にして
「これ、すっかり汚れちゃって。でも手がうまく使えないので洗えないの」
病室には食器洗いの洗剤もスポンジもありませんからね…。
そこで「入れ歯洗浄剤を一つもらっていいですか?」(義歯をはめている方でした)
「え?これできれいになるの?」
「多分大丈夫ですよ。試してみましょうね」
できるだけ熱いお湯(熱湯でなくても大丈夫)を湯飲みに注ぎ、入れ歯洗浄剤を一粒入れてラップなどで蓋をします。
そこにサインペンで『洗浄中!』と書いておきました。
2時間後、茶渋が落ちてきれいになったコップを見せたら、とても喜んでくれて、
「こんなものしかないけど…」
と新聞紙で折った小さなごみ箱を頂きました。
「これ、うちのおばあちゃんも作ってました!懐かしいです!」
「ね、便利でしょう?チラシでたくさん作っておくの。でも、すぐ息子に捨てられちゃうのよ」
「私、ミシンでちょっとしたもの作るのが好きなので、糸くずをまとめるのに使わせてもらいますね。ありがとうございます」
「あら、嬉しいわ、ぜひ使ってちょうだいね」

そんなちょっとした気遣いが、お互いにとても嬉しかったです。
早く退院できることを祈ってます…。



拒みませんとも
もう一人、病室は違いますが、顔を合わせるとちょこちょこ話をした患者さんは、
毎日いろんな方がお見舞いに来ていたようで、
「お見舞いでもらったの。良かったら食べて」と何度もお菓子を頂きました(汗)
皮膚科はアレルギー疾患で食べ物に気を遣う患者さんがいますので、
同室の皆さんにお裾分け…とはいきません。
一つ二つならまだしも、いろいろ頂いてちょっと困っていたようです。
私が良くデイルームでコーヒーを飲んでいたので、これなら大丈夫と思ったのでしょう。
ありがとうございました♪おいしかったです。



病室あるあるシリーズ
食べ物と言えば、若い患者さん4人中3人が
病院食を食べ残して、消灯後にこっそり何か食べてましたね。
こっそりといっても、音でバレバレなんですけどね(笑)
確かに野菜中心で塩分油分控えめの食事には、あまり食欲がわかないかもしれませんが、
食後に痒みが強くなって、買い食い禁止になった患者さんもいましたので、
栄養バランスの良い食事を摂るのも治療のうち、と割り切った方が良さそうです。

あ、ですので、患者さんが残した食事をお見舞いの人が食べるのはやめましょうね。
食事をどのくらい食べたか、看護師さんがちゃんと記録してますからね!
(意外にうまいな~と完食してたお父さん、それNGですよ…)

また、ベッドから出られない患者さんはやむを得ませんが
患者さんが食べてないのに、家族が病室でおおっぴらに食べるのは賛成できません。
(しかも病室中に響くような大声でお喋りしながら食べるんだ、これが)
同じ部屋にはカーテン一枚隔てて、食べたくても苦しくて食べられない方、食事制限がある患者さんがいます。
特に匂いがあるものはデイルームで食べて欲しかったです。



いやいや、ほんと、いろんな人がいるもんです。

皆さん、どうか1日も早く回復されますように!
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