(自分は)初めての入院生活 その7 血液検査の結果

退院後初めての外来受診のため、またK大学病院へ行きました。

結果は
「まぁ、これなら薬なしで様子を見てもいいでしょう。では2週間後にまた来てください」
でした。

入院してから腫れてきた右の内くるぶしの赤みがまだもうちょっと、残っていて、
ここが治まれば今回は完治ということになるのですが…。

「では、今日は採血だけして帰ってくださいね」
「分かりました。あ、そういえば入院中の血液検査の結果を見たいんですが」
「良いですよ、今出しましょう」
「ありがとうございます」

退院の時にもらおうと思ってうっかり忘れてました。

今回の入院では12月6日(最初の外来受診の時)、そして12月16日に採血しました。

特に12月6日には9本も採られてビックリしたんですが、採血してくれた方いわく
「これでも、大さじ1よりちょっと多いぐらいなんですよ」
だそうです。

自分自身はあまり病院に行かないので、大学病院の採血センターは初めてだったんですが、
とても効率的なシステムになってるんですね。
入り口の受付機に診察カードを入れて受付表を取り、番号を呼ばれるまで待ちます。
順番が来たら目の前の採血カウンターへ行き、名前を確認して採血。
絆創膏とゴムバンドを巻いてもらっておしまい。
次から次へと番号が呼ばれ、皆さんどんどん血を採られていきます。
すごいな~~。

あ、採血だけでなく、心電図やエコーの検査室も同様に利用しやすいシステムでした。

これで外来の超混雑ぶりがもう少し緩和されたら完璧だと思いました。
※同室の患者さんが入院中に他科を受診することになり、
 外来が空いた時間で呼びますね、と言われて病室で待機してたんですが、
 何と呼ばれたのは翌日の18時半でした!!ええええ~~~~っ。

あ、また話がそれてしまった…。


検査項目を見ると
よく見かけるものから、何これ??というのまで含めて約90項目もありました。

全部調べるのはなかなか時間がかかるので
とりあえず血液細胞に関する部分だけ抜き出して調べました。
↓クリックすると拡大画像が開きます
血液検査の結果_02_2016年12月25日
※素人が自分のために調べた内容ですので、正確かどうかは保証いたしかねます。
というか絶対間違ってる部分はあるでしょう。はい。

厳密な比較にはなりませんが、9月に別の医療機関で受けた健康診断の数値も入ってます。
青い部分が、基準値より低い、オレンジが高い数値。
それ以外は基準値内でした。

さて、私の足の腫れについた診断名は『好中球性皮膚症』で、患部に好中球がたくさん集まって炎症を起こす病気です。
なるほど、確かに好中球(Seg)が増えてます。
数値だけみるとそれほど基準時から外れてないのは、患部が限局されているからではないかと思います(勝手に)

尚、『Seg』とは特に『分葉好中球』を指すのですが、K大学病院の検査表を見ると
多分好中球全体の数値だと思います。
『Neut』と表記されてる検査表もありますよね。


ちなみに好中球とは何か。
またまたWikipedia先生にご登場頂きましょう。
詳細は『こちら

白血球は大きく分けて3種類あります。
顆粒球、リンパ球、単球
顆粒球はさらに『好中球』『好酸球』『好塩基球』に分けられます。

好中球は白血球の約半数を占め、特に化膿させる菌をやっつけます。
寿命はそれほど長くないですが(数時間~数日)いくつかの段階を経て『分葉好中球』まで成長します。
つまり、好中球で最も成熟したのが『分葉好中球』であり、
細菌などに対する免疫系の主力実戦部隊です。

ちなみに、検査数値のうちリンパ球が少ないのは、顆粒球が増えるとリンパ球は相対的に減るためで
(検査項目の単位は%ですから)
今の私は細菌には強いけど、ウイルスやがん細胞に対しては弱くなってるという事でもあります。
げ~~。(まぁそれほど極端に減ってる訳じゃないですから、心配しすぎも良くないですね)

で、好中球がどうやって細菌をやっつけるかというと、
アメーバのように動き(遊走)、血管をすり抜けて組織へ入り込む(浸潤)ことができ、
見つけた細菌を補足して、包み込みます(貪食)。

どんしょく…。

『貪食』から連想した私の腫れた足首のイメージ
貪食のイメージ
私の足首が肉フェス会場になってる~~~!!!

前に書いた『SNSの炎上』の例えよりは楽しそうだけどさ(そういう問題じゃない)
いえ、私の足首が好中球に食べられた訳じゃないので、誤解なきよう。

ちなみに貪食した好中球はやがて死んでしまいます。

寿命が短く、細菌をやっつけると同時に死んでいくので、体内では常に大量の好中球が作られ、貯蔵されています。
白血病の治療で大量化学療法や骨髄移植を行う際に無菌室に入るのは、がん細胞と一緒に正常の血液細胞も攻撃されてしまい免疫が働かなくなるためで、そう考えると我々が細菌いっぱいの外気のなかで生活できるのは免疫が常に頑張っているおかげなんですね。

しかしやっぱり増えすぎるのも困る訳です。
好中球は細菌が感染した時に増えますが、ストレスや自律神経の乱れでも増えるそうです。
思い当たる節がありすぎる…。

血液検査の結果を上から下までずらずら見ましたが、
医師の言うとおり、
血液腫瘍や膠原病などの自己免疫疾患や他の臓器の異常を示す数値はありませんでした。

ということは、何かのきっかけで好中球が肉フェス突入状態になって収集がつかなくなり、
文字通り『ちっと頭冷やせや』と安静にして冷却し続けたら、だんだん寿命がつきて炎症が治まってきた…。
ということなのかなぁ。


入院中も退院してからも結構時間をかけて勉強した割には、理解度低いなぁ~~(汗)

でもどうして肉フェス状態になったのかは、お医者さんでも良く分からないそうなので、
素人の私がいくら考えたって分からないのも当然です。

せめて、足に負荷をかけないように、睡眠をしっかり取るように、身体を温めてバランス良く栄養を摂るように、
日常生活に気を配るぐらいしかできません。


今回の検査内容では、他に各種抗体もたくさん調べてもらったので
いつかはそれをまとめてみたいんですが、難しい!!
ちょっと抜き出すと、ヘルペスウイルス(帯状疱疹と口唇ヘルペス)の抗体値が高かったですね。
マイコプラズマもちょっと高かったです。
「高いといっても、これぐらいは良くある数値です。問題ありませんよ」
と先生は言ってました。
それで思い出したんですが、夏頃に2、3回、背中やお腹に小さな水疱が帯状に出た事があります。
数時間で消えてしまい、跡も残らなかったので、汗のせいかとあまり気にしなかったのですが、
あれ、ヘルペスウイルスだったのかなぁ~~?う~~ん???



おまけ
好中球は(他の血液細胞も同様ですが)骨髄で作られ、成熟すると骨髄の外に出てきます。
血液の中にもいますが、他に肝臓などの臓器に大量に貯蔵されて、細菌が侵入してくると出動します。

好中球は寿命が短い割に、こんなにたくさん種類があってそれぞれ名前がついてます。
『Seg』 分葉核球(分葉好中球)
細菌などを攻撃できる最も成熟した好中球 核にくびれがあるので分葉と呼ばれる。
『Band』『Stab』 桿状核球(桿状好中球)
Segになる前の段階。これも細菌と戦う力はある。まだ核にくびれがない。
『Meta』 後骨髄球
まだ骨髄の中にいる事が多い若い好中球。
血中の好中球が足りない時は血液中に出てくることもある。
(これを核の左方移動といいます)
『My』 骨髄球
骨髄の中で育ってる最中の好中球。
『Pro』 前骨髄球
骨髄の中にいる好中球の子供。自己増殖を活発におこなう。
『Blast』 骨髄芽球
できたばかりの好中球。細菌と戦うことはほとんどできない。
自己増殖を最も活発に行う。
※自己増殖といっても、コントロールされた正常な行動です。
未熟な白血球が異常に増えるのが白血病です。
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