長期ショートステイを乗り切った主人

私の入院中も含めた18日間、主人はショートステイで過ごしました。
初めて利用する施設で、しかもこんなに長期のショートステイは全く初めての経験でした。

肺炎になったら、怪我をしたら、寝たきりになったらどうしよう…とても不安でしたが、
すごく元気に、まるで何事もなかったような顔で帰って来てくれました。

立位もばっちり、嚥下もばっちり。

褥瘡ができてしまったのは残念ですが、それ以外は素晴らしい対応でした。
施設の皆さん、本当にありがとうございます。

ケアマネさんの報告を聞くと、初日は若干不穏状態で、介護拒否もあったそうですが、
往信医のU先生の顔を見たらすぐに態度が和らいだそうです。
(すぐに行ってくださったU先生、いつもいつもありがとうございます)

さらにスタッフの皆さんが積極的にトイレへ誘導したり、デイルームで他の利用者さんと一緒に過ごしてもらったりと
寝たきりにしないよう、いろいろ気を遣ってくださったようですね。

また、そうした皆さんの働きかけはもちろんですが、
主人も「嫁が入院している間、俺がしっかりしなくちゃ」
と考えて、一生懸命頑張ってくれていたのではないか…と思います。

介護を受ける=人間として価値が低い

そう考える人がいるのは確かで、今年もとても悲しい事件が続きました。

でも主人と一緒にいると、そんな事全然感じません。
私があっと驚くような生命力で、目の前の困難を次々に乗り越えてきました。
もちろん、周囲のサポートがなければ無理でしたけど…。
でも、今の主人は、自分の人生を立派に生きてます。

「病気になる前の事はすっぱり忘れて、生まれ変わったと思って、新しい人生を楽しんで欲しい」
脳外科の主治医、T先生がI大学病院を退院する時に言った言葉です。
ちょうど6年前の2010年12月でした。
その時は
「は?何それ?」
と反感を抱きましたが、T先生は正しかったと思います。


一昨日、在宅介護開始当初からお願いしてる訪問介護事業所の社長さんと、久しぶりに会って話をしたんですが、
「お会いした頃はきっと不安の方が大きかったと思うんですが、暗い表情の方が多かったですね。
 (そうそう、通所拒否や入浴拒否、介護拒否もありましたね~~)
 でも今は全然違います。表情が豊かですし、ずっとお元気になられました。本当に良かったですね」


介護の世界は何かと暗いイメージがつきまといます。
でも、必ずしもそういう面だけではないのです。
…と、身体壊して入院した私が言っても、説得力はないかもしれませんが(汗)
でも後悔はしていません。



主人と関わってくださったお一人お一人に感謝です。
本当に、ありがとうございます。





…で、せっかく帰って来たのに申し訳ないんですが、
週末家で過ごして、29日まで3泊4日のショートステイへ出発しました。
今度はデイサービスFさんでのお泊まりなので、お互い慣れてますから安心です。
おいしい手作りご飯や皆さんと一緒に工作などを楽しんで
帰ってくることでしょう。

ごめんね、お父さん。
でも、お正月はおうちで楽しくすごそうね!
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Comment

  • 2016/12/28 (Wed) 09:26
    # -
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  • 2017/01/01 (Sun) 23:14
    madamsayo #- - URL

    : 娘があなたのブログ教えてくれました。主人も脳リンパ腫後転倒、頭蓋骨骨折、もうだめかとおもいましたが、歩行、食事まあまあ行えるようになりましたが、放射線、抗がん剤、またリンパ腫が前頭葉でしたので、病前の記憶は良いのですが、今の記憶が出来ません。不思議な事に優しさが倍増され、言葉違いも丁寧で、手伝おうとします。 半面間違いを指摘してしまうと、すごく怒ります、当初はディサービスもショートステイも問題あり、夜中のせん妄等、なんどもないてしまいました。その度彼も大変なんだと後から思い出すのです、折合いつけてなんとかやつています。お体大切に

  • 2017/01/02 (Mon) 22:30
    mikomona #- - URL
    madamsayo さん、初めまして

    コメントありがとうございます。

    ご主人もうちの主人と同じ病気なのですね。
    本当にお辛いですね…。

    うちの主人もせん妄や突然怒り出すなど、今も困った事が時折あります。
    怒っても仕方ないとはいえ、我慢する方はストレスが溜まる一方ですよね。
    でも穏やかな表情や、周囲の皆さんに受け入れて頂いて楽しく過ごす様子を見ると
    やはり生きてくれて良かったと思います。

    これからも辛い経験は続くかもしれませんが、仰るとおり、何とか折り合いをつけながら乗り切っていきましょう。
    また時々遊びに来てくださいね。
    どうぞ風邪などひかれぬよう、ご自愛下さい。

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