主人のインフルエンザ発症~終息までの覚え書き 長文

※自分用の覚え書きなので、細かいところはいい加減に書いてます。



1月20日(金)
この日は普通に過ごす
が、今考えてみると数日前から特に食事中のむせこみが多かった
夜中になってから、断続的に咳が出て、少し気になる

1月21(土)
この日は私が朝一で皮膚科外来受診のため、5時前に起きる
その時になって呼吸が明らかに速く、おかしいと気づく
体温38.8℃。
往診のU先生にショートメールで連絡。
7時半頃往診に来て、インフルエンザの簡易検査をする。
「結果が出るまで15分待つんですが、2分で陽性反応が出ましたよ」
とのこと。
幸い、手持ちのタミフルがあったのですぐに服用を始める。
「奥さんも予防のために1日1回服用して下さい」との指示あり。

悪寒(シバリング)が激しく、全身が震える
熱はどんどん上がりお昼頃には39.8℃、その後夜まで高熱が続いた。
身体にはしっかり布団をかけて保温、アイスノンで首筋を冷やす

呼びかけにも応じず、口から水分が取れる状態ではないため、
60~90分おきにOS1(経口補水液)を100mlずつ胃ろうから注入

咳も断続的に続くため、朝から痰の吸引を続ける
粘度が高い、白っぽい痰なので、手動の吸引器では取りにくい。

サチュレーション(SpO2)は88~92、脈拍110~120

U先生から連絡受けたケアマネさんが電話をくれたので
OS1を買ってきてもらい、さらにクリニックの吸引器をお借りする。

次から次へ咳と共に痰が上がってくる。
こちらもつきっきりでほぼ15分おきに吸引
粘度が高いため、すぐに肺に落ちるような感じではないが
逆に落ちてしまったら上げるのに苦労すると思い、頻回に吸引する。

またマスクに精油(ユーカリ・ラディアータ、ラヴィンサラ、ブラックペッパー)を1滴ずつ垂らして
気管を拡げ、嚥下を楽にする効果を期待。
精油は猫に良くないので、本当は家では使いたくないのだが
この場合はやむを得ず。
精油は21~22日の2日間に1日3回ほど使い、その後もマスクは24日までずっとつけてました。


お昼にラコール(半消化態栄養剤)を120ml注入。
(ラコールは1パック400mlだが、身体に負担をかけないため)
嘔吐がないのを確認後、午後400mlを約1時間半かけて注入。
ラコールを吊す点滴棒がなかったので介護用品のレンタル業者さんから至急で届けてもらった。
※近くに鴨居やカーテンレールがあればそこに引っかけても注入できますが、
 流動食は少しどろっとしているので、ある程度高いところから垂直に落とさないとスムーズに落ちません

この日の夜、翌朝と少量の排便(軟便)あり。
流動食で下痢することは良くあるが、これはどちらかというと自然排便に近いと思う。

18時頃ようやくシバリングが治まってくる
熱は39.5~39.7℃。
ここがピークと判断し、カロナール(解熱剤)を投与する。

22時すぎにようやく熱が少しずつ下がってくる。38℃台になった。
長時間仰臥位だったので体位交換。左右の側臥位を数十分ずつ行う
熱が下がる時に汗をかくかもしれないので、痰を取りながら深夜まで様子を見るが
大量の発汗はみられず。

この日3時まで吸引&水分補給を続ける


1月22日
5時頃バイタルチェック。
熱は37.5℃。サチュレーションは変わらず低い。
脈拍100~110、呼吸も1分間に20~21回とかなり早く、特に息を吸うときは苦しそう。

吸引後2度寝、8時頃目を覚ますと主人もはっきり目を開けて
呼びかけにも答える。
熱は37.3℃。順調に下がってきた。
熱が下がるにつれ意識がはっきりして吸引を嫌がり始める。またか…。

この日は2回、ラコールを400mlずつ計800ml注入、OS1は1本半(約750ml)注入。

熱は一度平熱に下がったが、夕方また上がってくる。
とうとう夜に37.7℃まで上がる
痰は相変わらず、サチュレーションも低いまま。
22時を過ぎても吸引が続くので、U先生と相談の上、
抗生物質(パセトシン)服用を開始。下痢対策でビオフェルミンも同時に服用。

2時間ほど仮眠を取り、5時近くまで吸引を続ける
体位交換も何度かしてきたが、お尻の褥瘡跡がふやけて怪しくなってきたので
ワセリンを塗ってラップを被せる処置をする。

疲れた…。

1月23日
8時まで眠ってしまった。
主人の呼びかけで目を覚ました。
熱は37.1℃まで下がり、調子も良さそうなので離床にトライ
起きる意思はあるが身体に力が入らず、端座位になると後ろにひっくり返りそうになる。

食べたいというので、プリンを少し食べるが
口に入るよりこぼす方が多かった

30分ほど座ってぐったりしてきたので、ベッドへ戻る。

だいぶ痰が減ってきたので、吸引は2時間~3時間おきと減ってきた
まだ喉のところがガラガラしている感じ。

午後にラコール400mlを注入。

夕方また目を覚ます。今度は朝より意識がはっきりしている。
甘いものが食べたい?と聞くと「はい」としっかり答えるのでコンビニで
生クリームたっぷりのお菓子と、イチゴをぺろっと食べる

熱はもうないが、呼吸は苦しそう。


1月24日
昨日よりももう一段階元気な感じ

午前中早くにケアマネさんが来訪。
ちょうど主人も目を覚ましたのでまた車いすへ。
(ケアマネさんは、離床が早いのではないかと驚いていた)
煮りんごと黒糖シロップで味をつけたヨーグルトに切ったバナナをからめたものを食べる。
りんごはお代わりするほど食欲がでてきた

またしっかり飲み込むことで、濃度の高い痰がすっきり取れて、
食後の吸引では少量の痰と透明な唾液が取れた。

午後、訪看さんが来て身体の清拭をしてもらう
痰の吸引をしっかりしてもらい、かなりスッキリした様子。

訪看さんが帰ってからラコール400ml注入。

その後、夕方まで眠っていたが、
急に元気を取り戻して車いすに移乗。
身体の熱感がとれて、かなり調子が戻ったように見える。

テレビで白黒の日本映画を1本見てから夕食。
空豆のすり流しをかけた茶碗蒸し、柔らかくゆでたサツマイモ、いちごを完食。

食後はすぐに眠くなってしまうので、早めにベッドへ。
しかしベッドへ行くと急に覚醒するという、いつものパターン。
でも元気な「おーい、おーい」が聞こえるのはちょっと嬉しい。


1月25日
まだサチュレーションは低いが、ほとんど回復したと思う。
痰を吸引、長時間同じ体位で眠っていたため、まだ白っぽい痰が取れる。

起きて朝食。
サツマイモのポタージュ、耳を取った食パンと、バナナ、ヨーグルトをぺろっと平らげる。

サチュレーションの低さは痰よりも、呼吸が弱いのだろうと当たりをつけて、
深呼吸、腹式呼吸を促す。

その後はほとんど眠って、お昼はマカロニグラタン、いちご、
デザートにセブンイレブンの黒糖いりわらび餅。←これおいしいです

食後にU先生の往診。
肺の音も良好、タミフル、パセトシンは本日で終了となる。

また眠くなってしまい、車いすでぐっすり眠る。

ベッドへ行くと目を覚ますという、いつものパターン。
一晩ぐっすり眠って、明日からまたデイサービスへ通う毎日が始まる…はず。
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Comment

  • 2017/01/30 (Mon) 10:52
    アワキビ #Bo81TlEs - URL
    No title

    ご主人様がインフルエンザから肺炎にならず、無事快復されて本当に良かったです。
    mikomonaさんも、ご自身の体調がよくない時に、睡眠を削っての大変な看護をされて・・・。
    お疲れ様でした。その後、少しはゆっくり休めたでしょうか? 足の状態が悪化していないか心配です。

    今回の記録、まさに身近に迫ることとして読ませていただきました。
    シバリングという言葉を初めて知りました。
    「金縛りの現在進行形か?」とちょっと思っちゃいました(笑)が、違いますね。

    シバリングが起きている時は、身体が、侵入してきたウイルスと闘うために体温を上げている最中なので、その間は、解熱剤などで無理に熱を下げない・・・ということなのですね。

    すぐにタミフルを服用していたとは言え、39度超えの熱でしたし、もし私がそのような時に臨場したら、不安で不安で、不安に負けて、すぐに解熱剤を使ってしまうだろうと思います。v-390 本人自身が持つ病気に抵抗する力を信じてやらなければならない・・・というのを頭では理解していても、いざ目の前にすると、怖くて、不安で、耐えられなくなってしまうのが私の現実。
    mikomonaさんは、ご主人様の様子をよく観察して、冷静に対応されていて、すごいです。
    少しは見習いたいアワキビです。

    シバリングが治まったタイミングで(ウイルスとの闘いの山が超えたということかな?)、解熱剤カロナールを服用させていましたが、そのまま解熱させていくよりも、解熱速度を速めた方がよいという判断でしたでしょうか?

    22日の夜に、インフルエンザによる熱がいったん下がってきた熱が、再び上がって来た時が、もう一つの山でしたね。
    あれが肺炎になるかどうかの瀬戸際だったのでしょうか。
    そこで医師と相談して、抗生剤が入ったのですね。

    ご主人様には胃瘻があるので、胃瘻から水分補給・服薬・栄養補給・などができるのが強みですね。
    もし、うちのケースなら、高熱で意識がない状態が続いていたら、水分補給は点滴をしてもらうしかないし、排痰も問題です。こうなってしまうと、私は在宅で看れる自信がありません。v-390 

  • 2017/01/30 (Mon) 23:05
    mikomona #- - URL
    アワキビさん、こんばんは。

    コメントありがとうございます。

    シバリング、なるほど、確かに金縛りっぽいですね(笑)

    そうですね、身体がガクガク震えている間は、まだ熱が上がっていくので
    原則として解熱剤は使いません。※U先生の方針です
    今回はインフルエンザワクチン接種済み、そして早めにタミフルを服用できましたから、
    それほど高熱は続かないだろうという読みもありました。

    発熱はウイルスに対抗する免疫反応なので、水分が摂れる状態なら解熱剤を飲まずに少し様子を見ても大丈夫だと思います。
    (うちは胃ろうがあるので、すごく助かってます)
    でも、長く続く激しい高熱の場合は、体力が保ちませんので、そのへんは状態を見ながら、先生と相談しながらです…ね。

    肺炎まで悪化するかどうかは、本当に判断が難しいのですが、
    これまで主人が肺炎になった時は夜眠っている間が一番多かったのです。
    主人は寝返りが打てないので、うまく排痰できないのでしょうね。
    なので夕方熱が上がってきた時に、抗生物質服用の決心がつきました。

    睡眠時間を削って吸引、体位交換、水分補給を続けたのもそのためです。
    インフルエンザは短期決戦ですから、こういう力業が可能なんですよね。

    もちろん、体力が弱い子供や高齢者がインフルエンザに感染して
    家で看病しきれない場合は、ためらいなく入院するべきだと思いますが、
    この時期、とにかく患者さんが多いので希望する病院へスムーズに入院できるとは限らないんですよね。

    うちの往診の先生のクリニッゥには入院設備がないので
    いざいう時は、提携医療機関に受け入れを打診してもらうか、
    一か八か救急車を呼んで、片っ端から受け入れ可能な病院を探してもらうことになります。
    なかなか難しい問題です。
    なので「極力家で看病しましょう」という事になる訳です…。

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