どうしても治りきらないお尻の褥瘡(じょくそう)に『プラスモイストTOP』を使ってみました

昨年12月下旬、私の入院中、主人はショートステイに行ってもらったんですが、
その時できたお尻の褥瘡(皮むけ程度)が、まだ治りません。

12/21の記事<こちら
12/30の記事<こちら
2/24の記事<こちら
2/26の記事<こちら

年末に一度アクトシンを使って治ったんですが 12/30の記事<こちら>、その後、治りかけたところでペロッと剥け、また治りかけたところでペロッと剥け…を繰り返しています。
より正確に説明すると、
週末家で過ごしている時に治りかけ、週明けデイサービスへ行って帰って来たらペロッと剥けるのを繰り返しています。

できたての皮はとっても薄くてデリケートです。
剥けた場所はお尻の、ちょうど尾てい骨の周辺なんですが、ここはティルトかけた車いすやギャッジアップしたベッドにいると常に圧力がかかり、また座り直しなどで摩擦もかかりやすいんですよね…。

以前作った穴開きの水切りポリ袋のシートはずっと使っています。
それなのになぜ剥けるかというと、帰宅した後に見ると、尿取りパッドのお尻側の方が折れて丸まっているし、
ポリ袋はよれてちょうど患部に当たってない状態なのです。

これじゃ意味がない。

ではポリ袋シートをもっと大きくして当ててみてはどうかと思うのですが、
尿取りパッドに押されるのか、座位が崩れる時に引っ張られるのか、ぐしゃぐしゃになってしまいどうもうまくいきません。
ポリ袋シートは、お尻に摩擦がかからないように、わざと固定しないで入れてるんですが、
それがデメリットになっているようです。

そもそもドレッシング材うんぬんより、摩擦がかかって褥瘡になるのですから、
どうにかして除圧する方法を考えないと、褥瘡ループにはまったまま抜け出せません。

うーむ。

いろいろ考えて1ヶ月たち…。

全然別のきっかけで、こういうものを試してみることにしました。
プラスモイストTOP』という商品です。

きっかけというのは自分の怪我でした。
先日、アイロンでヤケドをしたんですが、水ぶくれができたので
プラスモイスト』というドレッシング材(傷を覆うもの)を使いました。
以前使った『ハイドロコロイド絆創膏』と同じ会社の商品なんですが、また別のものです。
厚みがあって柔らかく、また傷に張り付かないので、
ちょっと大きい傷や、ヤケドの水ぶくれなど、当たると痛い傷にちょうど良いんです。

プラスモイスト自体は糊がついてないので、傷に当てた上から透湿性防水フィルム(エアウォール)を貼ってます。
DSC_120501.png
傷を治すのに密封する必要はないらしいんですが、手の怪我なんで。

このままだとちょっと目立ちますし、エアウォールがめくれて汚いので、
DSC_120503.png
紫縫子ちゃんで、こんなカバー縫ってみました。
DSC_120505.png
(以前主人に作ったトリプルガーゼのガーゼケットの端切れ)


さて、プラスモイストが他のドレッシング材と比べて良い点は、
まず傷にくっつかないこと。
交換時に痛くないですし、周囲の皮膚が一緒にはがれたりしません。
また、蒸れがほとんどないので、皮膚がかぶれたり、傷がじゅくじゅくしません。
出血や浸出液が多い場合は上からガーゼなどを重ねて使うことができます。

今回のやけどは4~5日ですっかり痛みもひき、上皮化が進んできました。
厚みのあるプラスモイストは不要になったので、
今度はもっと薄い『プラスモイストTOP』に切り替えました。
DSC_129201.png

TOPはプラスモイストの傷にあたる部分だけがシート状になっていて
ハサミで切って使えます。
裏に糊がついていて、ガーゼや包帯、おむつなどに貼り付けて使うことができます。

ちょうど市販のばんそうこうの傷にあたるとこ、あれが大きいシートになった感じ。

で。
ん…おむつに貼る…?
取説を見て、これは褥瘡にも使えるのではないかと思いました。

でも、パッドがよれちゃ同じことか…。

そっか!
リハビリパンツのお尻部分にも貼っておけばいいんじゃね?
(お金はかかるけど)


と言う訳でさっそく試してみました。

結論。

すごくいい!!!


ポリ袋のシートも良いのですが、それよりもジメジメ感がなく、
適度に湿った状態を保つので、傷が治りやすいです。
(もともとオムツの中は過湿になりやすい)
また、動いても摩擦ですれにくく、パッドやリハパンに貼るのも簡単。
簡単な指示書をつくれば、ヘルパーさんや看護師さんも、私が貼るのと同じように貼ってもらえます。

つけて3日目には、デイサービスに通っている間でも、大きく剥けた皮が上皮化して
治ってきました。

デイサービスの皆さんも鬼嫁の本気を察してくれたのか、
パッドがよれないように気を遣ってくれるようになりました。


5日目、上皮化は順調にすすみ、少し赤みが残っている程度です。

やっと、やっと、やっと!!
完治が見えてきたぞ!!!


うーん、以前主人の左足裏を低温やけどさせてしまった時もそうですが…。
ほんと皮膚疾患って長くかかるな~~~。

というか、傷の状態に合わせて治療法は変わるし、
効果が出ない治療を続けても、『そのうち治る』って訳にはいかないんだと分かりました。
日々観察しながら、より適切な治療を試していかないと駄目なんだって。


参考までに私のやけどは、10日めで上皮化完了、ほとんど痛みは感じませんでした。
ちょっとかゆい程度ですかね。


さらに参考までに、プラスモイストTOPは1枚がA4サイズに近い大きさで、
20枚入りで5,400円で買いました。
普通の傷ならこんなにたくさんいらないですが、
大きなやけどやあせもなど、傷の範囲が広い場合はとても経済的だと思います。

せめてこの半分の大きさで5枚ぐらいのパッケージがあるともっと使いやすいんだけどな~。
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