その一言を見つけるのが難しい

前回の記事<こちら>で
『プラスモイストTOP』の使用で、なかなか直らないお尻の褥瘡が改善した話を書きました。

でも、どんなに効果があるドレッシング(被膜)材でも、それが正しく患部に当たってなければ意味がありません。

こういう貼り方なら、そんな心配は必要ないんですけどね。
DSC_129201.png
(プラスモイストTOPと透湿性防水フィルムの組み合わせ)
フィルムがめくれることはありますが、ドレッシング材がずれる事はありませんから。


お尻の褥瘡というのは、本当にやっかいです。
褥瘡はそもそも圧迫や摩擦が原因でおこるのですが、
透湿性防水フィルムって摩擦に弱いんですよね。
だからドレッシング材もよれたりはがれたりしやすいんです。
しかも、紙おむつの中は湿度が高く、かぶれたり、じゅくじゅくしたり、元々トラブルが多いとこなんです。


主人の場合は、褥瘡ができる前から、よく尿取りパッドがずれたり、股間のところで丸まったりしていました。
どうしてそうなるのかは、イマイチ不明です。

それこそリハビリパンツの中の『密室』で起きている事ですから、
着替えの時なのか、トイレ介助の時なのか座り直しの時なのか、それとも主人がずっこけ座りをした時によれるのか?
うちで再現できないので…。

うちで再現できれば、対策がたてやすいんですけど。

もちろん、何度もデイサービスの皆さんにメモを書いたり口頭で聞いたりして、
よれないように気をつけて欲しいと伝えてきましたが、
正直いって全く効果がありませんでした。

おそらく、デイサービスの皆さんにも原因不明な事なのでしょう。
常に複数のスタッフが介助にあたりますからね。

で、プラスモイストTOPの事を申し送りするとき、たまたま使った説明の仕方で
こういう下手な絵を描いてみたのですが

入浴後、トイレ介助の後、座り直しをした時、帰宅前などにちょっとズボンを引っ張ってお尻を見て欲しいんです、と。
DSC_135801.png

パッドの端が見えれば、きちんと当たっていますね。
DSC_135803.png

見えてない時は、パッドが中で丸まっている可能性があります。
DSC_1358021.png

そうしたら、パッドのよれがピタッと直ったのです。
3カ所のデイサービス、全部で。

やったぁ!!

そうか、この一言、背中側からちょっと見れば分かる、これができてなかったんだ。


私、着替えやパッドを交換した時には良くやるので、無意識にみんなやってるものだと思い込んでたんですが、
どうもそうじゃないみたいです。
多分。



本当は、褥瘡ができる原因が突き止められればもっと良いのですが、
シーティングのプロに見てもらわないと、難しいかもしれません。

もう少し考えてみます。



さて、誰も関心ないでしょうが(笑)写真撮ったので、もしこうした使い方をしたいと思ってる方に…。
参考になれば嬉しいです。

プラスモイストTOPをパッドとリハパンに貼ってみます。


『傷は消毒しない』のが湿潤療法の基本ですが、
だからといって手洗いせずに処置するのは、ちょっと違う気がします。

作業をする場所、手、はさみ、きれいに洗って汚れを拭き取っておきましょう。

1枚出すとこんな感じ。
薄いといってもペラペラではなく、ほどよい張りがあります。
DSC_133502.png
これをハサミでチョキチョキして…。

尿取りパッドを広げて…。
DSC_133503.png

吸水部分の後ろ半分に貼ります。
DSC_133504.png

分かりにくいので色をつけてみました。
DSC_133505.png
被膜剤は必ず傷よりも大きめに切ります。

切れ端を貼り合わせても大丈夫です。
DSC_133506.png

パッドがずれた時のために、リハビリパンツのお尻があたる部分にも同様に貼り込んでおきます。
DSC_133507.png

プラスモイストTOPは肌に触れていても透湿性があるので、リハパンの中が過度に蒸れることはありません。
DSC_1335078png.png
全く蒸れないって事はないですけどね。

切れ端はもちろん、次回また使いますよ。
DSC_133509.png
滅菌されていませんが、他の傷にも普通に使います。
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