自家製の経口補水液(OSR)

経口補水液 OSR(Oral Rehydration Solution)は、脱水状態を改善させる事ができる飲み物です。

WHOのレシピでは『水1リットルに対して、砂糖小さじ6杯、食塩小さじ半杯』とされています。(Wikipediaより)

うちは、主人がデイサービスに行く時、OS-1の280mlのボトルを持っていって、入浴後と帰宅前に胃ろうから注入してもらってます。

家では普通の水とかミントティー(私が水代わりに飲んでます)だったりです。
OS-1…買うと高いですから…。

でも、今年は気温差が激しいせいか、デイサービスで活動的になってるせいか
尿量が少なめだなぁ~と思ってました。
先日、急に暑くなった日の朝はほとんど夜間に尿が出てないことも…。

これはいかん。

胃ろう(経管栄養)だから、好きなだけ水分を注入できるだろうと思いがちですが、
豈図らんや。←こう書くんだ。

まず、胃ろうからの注入回数を増やすと、拒否が出てきます。
全く嫌がらない時もあるので理由は分かりません。

また、主人は元々お腹が弱い人で、飲み過ぎたり、脂っこい物を食べたりするとすぐお腹がゴロゴロしてたんですが、
車いす生活になり、大腸の動きが弱くなって自然排便が難しくなったせいか、
注入する水分を増やすと、すぐに下痢するようになりました。
(普通水分は大腸から吸収されます)

これじゃいくら水分を増やしても吸収されないじゃないか…。



本来、経口補水液は、発展途上国で普及している、とても簡単につくれるものです。

材料は水、塩、砂糖(ブドウ糖)で、これに重炭酸(クエン酸でもOK)を加えるとさらに吸収率が高まると言われています。
熱中症が増える季節になると、ネットやテレビでレシピが紹介されてますね。

よし、作ろう。

レシピはたくさんありますが、一番シンプルなのが

水 1リットル
塩 3g (約小さじ1/2)
砂糖 40g (上白糖だと約大さじ4と1/2ぐらい。砂糖の種類によって違います)

でした。

作り方は簡単で、きれいな容器に材料をどんどん入れて、塩と砂糖が溶けるまでぐるぐるかき混ぜます。
ちょっと頑張ってぐるぐるしてください。

で、飲んでみると…。

甘い!!!
砂糖水じゃん…。
普通においしいけど、これで良いのだろうか?

市販のOS-1はもっと塩気があるんだよな~。

あっそうか、よく考えたら、うちは食塩じゃなくて粗塩だった。
(ナトリウムの量が違うんです)

もう少し塩を増やして、砂糖は甘すぎるから少し減らそう(いい…よね?)。
クエン酸がわりにレモンやグレープフルーツなどの果汁を少し加えても良いそうですから、
ええ~っと、あ、ゆず果汁があるわ。これにしよう。


という訳で我が家のレシピは

水 500ml
塩 2g(粗塩)
砂糖 20g(粗糖)
ゆず果汁 10ml(水の2%)

になりました。
ゆずの香りと酸味がきいて、冷やして飲むと普通においしいです。
※市販のOS-1に比べると塩気も甘みも控えめに感じます。

主人が寝る前と、朝一番の水分補給に使ってます。


うちは1回120mlにしてます。140mlだと下痢しやすい感じ。

休みの日には服薬も含め5~6回(全部経口補水液ではないですよ)注入するので600~700mlは胃ろうから水分を摂ってる計算になります。
他に200~300mlをお茶などで口から摂ってもらうので、
800~1000mlの水分量になりますね。
食事からの水分を合わせると多分1200~1500mlぐらいは取れているのではないでしょうか。
ざっくりな計算ですけど。
あ、真夏はもうちょっと増やします。夜中に注入したりもします。



ちなみに、これでゼリーを作ったら全然甘くないゼリーになりました。うーん、難しい。

注意する点は、飲み過ぎないこと。
経口補水液は脱水状態の回復を目的にした飲み物ですので、
脱水してないのに毎日水代わりにがぶがぶ飲むのはちょっと違います。

経口補水液は少しずつ、時間を掛けて飲むのが基本です。

また、砂糖が入ってるので作ったら冷蔵庫保存。
24時間以内に飲んで、余った分は捨てましょう。

ゆず果汁じゃなくてレモンでもグレープフルーツでもオレンジジュースでもOKですが、
添加する量は水の5~10%程度が良いそうです。
※添加する種類や量によって吸収率が変わるそうです。
スポンサーサイト

Comment

コメント お気軽にどうぞ


管理者にだけ表示を許可する