カズオ・イシグロ作『忘れられた巨人』を読みました

2017年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ先生の過去の作品は、ベタですが
『日の名残り』『わたしを離さないで』
を読みました。
どちらも映像化されていますが、私は見てないです。

で、ノーベル文学賞のニュースを見て、久しぶりに読んでみようと思い(ミーハーだ…)
『日の名残り』を読み返して
やっぱり良作だなぁ~と感動したので、最新作の『忘れられた巨人』を購入しました。
ちなみにKindle版です。
961円と、私にとっては高い買い物でした(汗)
※電子書籍は『600円が上限』と大まかに決めているのです。←ケチ

内容は上手にネタバレできないので、興味がある方は是非手に取って読んでみて下さい。

カズオ・イシグロ先生の作品で良いな~と思うのが、文章が分かりやすく、穏やかなところ。
内容はけっこう残酷で、なんかいろんなものがいろんなところにグサグサ刺さったり、切り刻まれたり、えぐられたりするんですが、例え修羅場であろうとも、一貫して静かで簡潔な描写で進んでいきます。

描写が控えめな分、その場の空気やにおい、また登場人物がその時感じたものがより強く伝わる気がするんですよね~。
そして描写が控えめな分、謎もいっぱい残って読み手の想像力をかきたてます。
今作も読み終わってから、登場人物たちのそれぞれの生き様、そして今後の人生はどうなるのだろう?と考えて胸にずしんときました。

あ~、やっぱり読書はいいですね。また何か読んでみたくなりました。
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